今日はほぼ終日、臨時試験(定期試験の不合格者への再試験)でした。*1その合間で飯塚市のチャレンジプロジェクトという学生向けの公募型助成金事業の審査会に出席しました。本助成事業には2年前にも応募して活動を見守ったことがありました。当時が懐かしい。。。
採択されると上限10万円が助成されます。本研究室から3年生4名がこのプロジェクトに参加しました。企画内容はいたってシンプルで、飯塚市で営業されている店舗の紹介ホームページを作成して公開するまでを行います。名づけて「オンライン広告代行サービス*2」です。審査会では「いまさらホームページか?」という突込みがありました。確かに技術的には同感ですが、我々が強調したかったのは、学生が地域に根ざして継続的に関わるネタとして有効ではないか、ということでした。技術ではなく地域と学生が関わるビジネスモデルの提案ともいえます。これだけホームページの作成や公開が低コストかつ簡単になっているにも関わらず、オンライン広告を出されない理由には
- 投資対効果が低い(と予想される)こと
- 維持管理が大変
- 構築までの時間がとれない
などの理由があると考えています。助成金でサーバーをレンタルしドメインを取得します。もし今年度の活動で効果があれば、店舗から最低限の費用を負担していただいて継続していけばいいと思います。また学生であれば構築技術も時間もありますし、実際のページ開発やサイト運営をする経験は貴重です。要は、飯塚市商店街の店主さんと学生はオンライン広告においてまさにWin-Winの関係にあるのです。長々と書いてきましたが、いずれにしても採択されないと始まりません。いずれにせよ楽しみです。最後に、メンバーの皆さん、発表、ご苦労様でした。