ながーい前置き(本題はずーっと下です)
明後日に予定している地元の美術館とのコラボイベントがありまして。noteにも足跡を書いてきました。
IoT巣箱を色々と計画してきたのですが、IoT巣箱(その4)の文末にも書いた通り、小学生低学年の参加者もいるなか、Wifiの設定とか諸々を自宅に帰ってから設定するのはほぼムリと判断しまして、音声で気軽に楽しめるものを作ってきました。
ちなみに、IoT巣箱的なものも一応、美術館の屋外に設置予定で、それはイベントが終わってからゆっくり設置しようということになっています。モバイルルータも購入しましたし、ESP32に赤外線カメラをつけて鳥の来訪を記録するようなシステムにしようと考えています。
さて、それはそれとして。
参加者がイベント中に制作する1つに以下があります。人感センサーで感知したら、あらかじめ録音しておいた子どもたちの音声を再生しつつテープLEDでキラキラ光らせようというものです。これであれば、参加者の方が自宅に持ち帰っても遊べますしね。
で、問題は、この100均のケースです。
以前のこの企画で大量に購入したものの、設計が変わって使わなくなったものでしたが、せっかくなので今回、ケースとして使おうと思ったんです。
しかし、実際にいれてみると「はいらない」。
とりあえずそのまま使おうと思ってきたのですが、やはりカッコワルイです。
ということで、出勤途中に博多駅横のダイソーに立ち寄って以下のケースを購入してきました。18個(参加者が15組ですが予備で3個)。
この蓋に人感センサー用の穴をレーザーカッターで開けようと思いました。
せっかく穴をあけるなら1つも2つも一緒です。レーザーカッターなので。
音声ボードを中にいれると聞こえにくくなるので、そのための穴としても必要と思いました。
さっそく「鳥 イラスト 白黒」とかでぐぐってみると、まあまあの画像が出てきました。
色々と試してみたのですが、それは省略します。結局、選んだのは以下でした。
ほぼ某SNSのアイコンじゃん。。。と思いましたが、試作時に、レーザーカットするときにプラが少し溶けてしまうのであまり細かいデザインは再現できないことがわかりました。で、これくらいなら大丈夫やろということです。
しかし、見ての通り、黒塗りつぶしです。
レーザーカットするには輪郭情報だけが必要になります。
どうしたものか。。。以下、結論だけ書きますね。
ここから本題です
(1)画像ファイル(PNG)を用意します。
(2)このサイトでPNGからSVGに変換します(※ベクトルのSVGを選択します)。
(3)SVGファイルになったら、そのファイルをテキストエディタで開きます。以下のような記述があるはずです。
(省略)
<g transform="translate(0.000000,739.000000) scale(0.100000,-0.100000)"
fill="#000000" stroke="none">
(省略)
(4)これを以下のように書き換えます。
(省略)
<g transform="translate(0.000000,739.000000) scale(0.100000,-0.100000)"
fill="none" stroke="#000000">
(省略)
fillをnoneに、strokeを#000000にします。もうわかると思いますが、塗りつぶしをなしにして、線を黒にしたということです。
あとはSVGファイルを保存して、レーザーカットのアプリに読み込ませればOKです。
他にも方法があるんじゃないかと思いますが、とりあえず、今回思いついた方法でした。
よければ参考にしてください。
で、カットしたのが、このノートのタイトル画像です。
せっかくなのでもう一度以下に貼り付けておきますね。
よーくみるとわかりますが、実は2個失敗しています😨
レーザーカッターが初動で滑りを起こしてカット位置が変わってしまった。。。のです。予備も全部使っちゃったので、またダイソーに行ってこないと。
ちなみに、この箱のサイズも貼っておきますね。「積み重ね収納ボックス(フタ付き)」という商品のようです。収納A073という番号がついています。
あと、全部組み付けた様子が以下です。
子どもたちが作って自分の声でデザインした作品を紹介してくれる。。。楽しみです。