USBケーブルといえば昔はタイプAが主でした。
もう一方の端がタイプBでミニだったりマイクロだったりする時代が長く続いたと思います。
(比較的)最近、登場したのがタイプC。上下の形状が同じなので差し込んでささらない残念感がなくなった優れものです。
タイプCで接続する機器(つまりUSB3.1以上に対応した機器)は、ちょっとした機器への電源供給だけではなく、パソコン自体を駆動するための電源も供給できます(最大100W)。しかもディスプレイなどの映像通信も兼ねることができます。
昔々のオジサンにすると、パソコンにつなぐディスプレイには、電源ケーブルと映像信号用のケーブル(昔はDSUBケーブル、今はHDMI?)の二本をさすものと思って生きてきました。大げさですが。
で、です。
今、私の目の前にあるパソコンはこのような感じで繋がっています。Macbookはクラムシェルモード(閉じた状態)で使用しています。矩形同士を接続する線はすべて両端がUSB(タイプC)ケーブルです。②でパソコンに電源供給し、映像通信用に①のケーブルを繋いでいました。
今日、久しぶりに出勤したため、Macbookを開くとTime Machineでバックアップしなさい、という警告が出ていました。
ここからは私の勘違いです。
バックアップ用のSSDがタイプCなので、①か②を外す必要があります。
②を外すと電源供給がなくなるのでMacがスリープしてしまうでしょう。
①を外すとMacを操作できないのでMacを開く面倒さがあります。
それでも1〜2週間に一回なので①を外してバックアップが終わるまでMac本体のディスプレイで仕事をしていました。
ここまでが私の勘違いです。
今日、上記の警告が出ていたので何も考えずに②のケーブルを抜いてみたんですね。
そしたら、なぜかスリープせず外部ディスプレイが使える状態でした。
えっ?なぜ?
Macのシステムレポートを見るとなんと電源アダプタが接続状態で、かつ、65Wも供給された状態でした!そりゃスリープしないわけです。
試しに、①を外して②を接続してシステムレポートを見ると
ありゃりゃ。。。ACアダプタからは65W出力されていますが、USBハブを介すと45Wになるようでした。
つまり、②は不要だった。。。ということがわかったのでした。はい。
ちなみに、上記はもっと誤解していて、MacBook ProはタイプCのポートを4つもっているので①と②を外さずにバックアップすることができたのでした。。。
あ〜勘違い勘違い。
思い込みと慣れは怖いものです。