memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

就活について学生と話したこと

卒研も修論も終わったのでゼミ室は閑散としています。今日、珍しくゼミ室の電気がついていたので入ってみると来年のゼミ生(要は3年生)がゼミ室に来て作業していました。正式な配属は4月ですが既にメンバーは決まっているのでゼミ室の鍵(Qrio)を渡していました。

世間話をしていると就活中とのこと。確かにそういう時期です。日本の大学3年生の多くはこの時期、頑張っていらっしゃるのではないかと思います。詳しいことは書けませんが、せっかく話したので頭にあるうちに話したことをまとめておきます。話し合いの中での結論だけ書きます。個人的には過程も面白かったのですが忘れたのと書く時間がないので。。。すんません。

  • 生きていくためには仕事をしなければならない。じゃ、どういう会社に入れば自分は幸せなのか?

  • 一般的に世間で良いとされる企業に入ると、恐らく大きな仕事ができて、大きなお金を動かせるだろうし、お金は人にとって共通の価値だから多くの人はやりがいを感じるでしょう。当然、十分な収入は確保できるし、社会的なステータスもあって人生万々歳でしょう。目指したければ頑張ってという感じです。

  • でも、ちょっと違うという方は次。どうせ仕事するなら好きなこと、もっというと自分がやっていて苦にならないこと、できれば好んでやりたいこと、ができる仕事を選択を選択したい場合もいらっしゃるんじゃないかと思います。自分が好んでやれることなら、他人より深くやれるし長続きするはずなので上達もするでしょう。

  • 問題はその「好きなこと」「苦にならないこと」が何か?ということ。これで見誤ったり悩んだりする人が多いのではないかと思います。特に好きなことがないなら迷わず世間で良いと言われている会社に何とかして入る努力をすればいいと思います。言葉にはできないけど、でも何か自分にはやりたいことがあるような気がするという方は先に進んでください。

  • まず自分が好む「何か」の本質を見極めることが重要です。自分はとことん突き詰めるのが好きなのか?広く浅く何かするのが好きなのか?そのものを作るというよりそれを人に伝えるのが好きなのか?仕事は何であっても人と関わることが好きなのか?一人でモクモクと何かをするのが好きのか?「好き」というのは誤解があるので好きという自覚がなくても「苦にならない」「気付いたら知らずにやっている」「ワクワクする」と置き換えてもいいかと思います。

  • 自分が会社や仕事に対して求めることがわかったら、そのことを頭の片隅に置きながら、あとはひたすら直感的に気になる企業の説明会を聞いて、気に入れば選考を受けていきましょう。

  • 自分も学生のときに経験があります。仕事をしたことがない学生にとって会社で働くことがどういうことかわかりませんし(仕事内容が似ていてもバイト経験はあまり参考にならないです、バイトはバイトだから、立場が違うと同じ環境でも見え方が変わります)、そこで働いている自分がどういう感覚になるかも想像できません。結論としてはその仕事が自分に合っているかどうかは「やってみないとわからない」です。わからないものを一生懸命考えても答えは出てきません。

  • ある程度考えたら、あとはとにかく人に会って話しを聞いて、そこで自分がどう感じるかを感じてみましょう。そこで好きになればその会社に入ればいいと思います。

なんだかんだで長くなってしまいました。

自己分析とか業界分析とかアナリスト級に頑張る人もいるんじゃないかと思いますが、やってみないとわからんですよ。。。仕事は。意外と向いていることもあるし。念願の会社にやっと入ったものの自分には合わないこともあるでしょうし。まず、その会社の人に会ってみましょう、ということです。

以上です。