昔、受託研究でやった研究を企業の許可を得て投稿した論文がアクセプトになり一昨日、発表がありました。
17th ICCMS 2025-Computer Modeling and Simulation 第十七届计算机建模与仿真国际会议
この研究はずいぶん前に実施したものですが、僕の企業人時代に関わった最後の大きな案件でした。
論文では一般化して書いていますが国内初のPCB処理施設建設に関わらせていただいたときに情報システムのコンサルをさせていただきながら当時、自分で欲しいなと思ったシミュレーションツールを大学に来てから受託研究で開発させていただいたものでした。
昔話ですが、当時、5年かかった博士号取得を終えて転職活動をしている最中でもありました。2番目が産まれたばかりで早く帰りたいと上司に伝えまして1年という約束でしたが半年延びて文句を言っているとわざわざ部長が九州まできて慰労してくださったこともありました。色んな経験をさせてもらいました。
PCB処理はPOPs条約で2028年までに終えることを目標として掲げています(今回の発表で改めて調べて知りました💦)
どれくらい関心が集まっているかわかりませんが負の(産業)遺産を残さないために完全処理に向けて頑張って欲しいところです。
ちなみに発表の方はセッション内での優秀プレゼンということでExcellent Paper Presentationという賞をいただきました。どんな賞であれ頂けるものはありがたいものです。
今年は、1月、3月、6月と3回目の国際会議になります。あと9月にも予定しています。すべてオンライン参加です。もし旅費が必要となったら。。。とても支払える額ではないですね。。。僕の予算では。コロナのおかげです。状況に適応していく、それだけですね。
では。
これ書いているのは数日後なんですが、せっかくのイベントでしたので記録しておきたいと思います。