memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

10日目

これまでの10日間のレビュー

8月6日に北海道入りして実家で母と暮らし始めて10日目になります。札幌の施設に空きが出るまでの間、自宅で過ごす母を支援するための滞在です。

たった10日ですが。。。50過ぎの子供と80近い母親が30年ぶりに一緒に生活するとどうなるか。。。想像できるでしょうか?

母親は認知が少し入っています。ちょっと前のことは覚えていません。何度も同じことを繰り返します。

高齢者食事や認知症に関して簡単な本をいくつか読んではいましたが字面としてはその通りだけど、本当の親子の生活において繰り返される日常のシーンの中での出来事や会話まではリアルに想像できていませんでした。。。ここまで大変とは思っていませんでした。

私も余裕がなくなり本気でぶつかり合うことも多くなりました。言ってもしかたがないことを言ってしまったあとに後悔するの連続です。。。本に書いてある通りです。

ただ、そうしたやりとりを通してどうするべきかをお互いに理解してきたような気がします。本気の対話ってこういうことだと結婚生活で教えてもらいました。親子ではやってこなかった。それが今でした。

恐らく、父親と母親はそうした本気のぶつかり合いをしてこなかった世代ではないかと思います。言わずに察しなさい、そういう感じだったのではないかと思います。

これからについてケアマネさんに相談したこと

札幌の施設の空き状況が不明なので、担当のケアマネの方にもし決まらなかった場合の対応について相談しました。

色々と動いてくださり、申請中の施設に空はまだないのですが系列の施設に空きがあることを教えて下さいました。ケアマネの方は本当に頼りになります。ありがとうございます。

その施設の入居可能な日にちも提示いただいたので(まだ本決まりではありませんが)、転出に備えて母に持っていくものを整理してもらうようにお願いしたところです。近所のお世話になった方々にも挨拶に伺わなければならないでしょう。基本的に衣類や履物くらいであとは買い足していけばいいのではないかと思いますが。

家族全員が実家を離れることを目の前にして思うこと

母も実家に戻ることももうないでしょう(ケアマネさんには戻るところはないとはっきり伝えた方がよいと助言していただきました)。。。

中3のときに賃貸アパートから転居してこの家に住み始めました。

自分の部屋があたって感激でしたが。。。1ヶ月くらいは接着剤の臭いとガス?が目に染みてきつかったのを今でも覚えています。今でいうシックハウス症候群だったのではないかと想像しています。あれはオカシイ。。。父親もそういう知識がなかったのかなと思います。元来怖がりの私は夜にトイレに行くのが怖かったり(今考えると笑えますが)しましたが。。。大学院卒業し就職も室蘭でしたので結婚するまで15〜26歳?くらいまで実家にいました。結婚しなかったらずーっと居続けたかもしれません。よっぽど居心地がよかったんでしょう。当時の私にとって。

今、あらためて住んでみると夏はエアコンがないし日当たりが妙にいいので暑いし冬は寒いなかなかの欠陥のような気がしますが、長らく家族を守ってくれました。

正月とか人が多くいる期間はなぜかトイレがよく詰まったなぁ。。。なぜかそんなことを思い出しています。

あと1週間くらい住み続けることになりますがやっぱり終わりが近づくと寂しいですね。。。

フォトグラメトリとかで何か形に残しておきたいですね。一眼か360度カメラ忘れた。iPhoneならスマホだけでもできるんでしょうけど。Androidでとりあえずやってみます。ダメなら動画だけですね。

私にとってのこれからの室蘭という場所

もう少し若い頃には退職したら北海道に戻ろうと思っていました。ごくたまに室蘭に帰ると懐かしさと居心地の良さを感じていました。しかし、父が亡くなり、そして母も転出するとなると室蘭には親戚だけになります。

私達家族も福岡生活は20年目を迎えます。福岡は北海道と比べて暑いし台風が来るしはありますが、住みよい街でいつも上位になるだけあります。

適度に都会、適度に自然がある、バランスが良い街です。もう最後は福岡でいいなと思っています。10年後はまだわかりませんが。。。

午前中に色々あって昼ごはんを母と一緒に食べて。。。いま「きらん」でこれを書いています。