memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

5日目

昨日、色々とお互いに言いたいことを言い合って自分の中でも何が問題だったのかわかってきました。プライベートなことではありますが思考結果について記録しておきたいと思います。

何がいけなかったか?

やり過ぎは禁物

要介護1で認知症も疑われる状況ですから、買い出し・食事の準備・後片付けからはじまり洗濯やゴミ出しや就寝準備などできることは何でもやってしまいました。

これまでの生活習慣を尊重すべし

父が亡くなったあと、母はこれまで5年間くらい一人でやってきたやり方があります。動作は遅いけどやろうと思えば一人でできないことはありません。

自分のタイミングで自分が選択して行動できるのですから身体を動かすためにもやってもらうべきでした。

余計なお世話はいらない

そうした事実をスッカリ忘れて、私自身、慣れない家事をして自分で辛い状況に追い込んでしまい、そのストレスからか無意識に母に価値観を押し付けてしまっていたと思います。

生活空間は分離すべし

それプラス、生活空間の距離が近すぎた、のも問題だったと思います。

いくら親子とはいえ独立した大人ですから、自分のやり方があるわけで、全くできないのであれば介助が必要でしょうけど。

絶えず近くで一緒にいるとそういう違いがどうしても目について一言二言出てしまう。。。それがまずかったと思います。

で、どうしたか?

基本的な生活空間をわけて、それぞれのやり方で過ごせるようにする

まず、生活空間を1階と2階で分けることにしました。

寝る部屋、過ごす部屋をわけてそれぞれがそれぞれのやり方で生活します。

母は腰痛のため外出はできませんのとトイレが近いせい(不安性)なのか外に出たがりません。私は食事と買い出し以外は基本は行きたいところに行こうと思います。

それくらいの距離感がちょうどよいと感じています。母は少し寂しいようですが。。。また不要なことを言って喧嘩したくありませんので。

食事

朝食は一緒にします。朝食準備は基本は私が担当します。一緒に食べますが動作が違うので待たずに食べます。後片付けは銘々がします。

昼食は買い置きの食材がありますからパンやご飯などで母の好きなタイミングで自分で用意してとってもらいます。

夕飯は母に食べたいものを言ってもらい、買ってきた商品を食べてもらいます。私は私が食べたいものを用意して食べます。タイミングが合えば一緒に食事するし、別々でも構いません。それくらいでよいかと。実際、ここ数日は母が先に夕食を済ませていることが多かったですから。

一番心配だった食後の薬ですが。これまで4日間見てきたところでは、きちんと飲めているようでした。

ショートステイ先の介護士の方が大量の薬を朝・昼・夜とわけて小袋にいれてくれていたため退所時に渡してくれました。それを袋ごと冷蔵庫に貼っているので、間違えずに飲むことができる(できるように指導してきた)ことがわかりました。

もしかすると。。。2度飲みする可能性はゼロではありませんが。。。今のところそれは見かけていないので大丈夫だと思います。

まとめ

最初、無駄にはりきって「介護記録」とか適当なタグをつけましたが。。。それがそもそもの誤りだったかと思います。本も読んで基本的な知識はつけたと勘違いしていました。実際の状況は人と人との関係と置かれた環境によって変わりますから適応していく必要があったんですよね。テーラリングっていうんでしょうか。親子の関係によっても解は異なるでしょう。置かれた状況を観察して考えて話し合って問題があれば変えていく、失敗から学ぶ、そういうことは仕事でも私生活でも大事だなと思うわけでした。まだ、先は長いので無理せず進めていきたいと思います。私が勝手にイメージしたお仕着せな「介護記録」はこれでおしまいにしようと思います。いい経験でした。