以下の続きです。
採点斬り2021の斬り取りを楽にするかもしれないエディタ?を作ってみたよ - memorandums
連日投稿すいません。。。ツールを作っている暇があったらさっさと採点して別のことをすればいいのでしょうけど。。。採点作業という人類の無駄時間(←無駄時間というのはちょっと語弊があるかもですが、正答したか誤答したかを判定するのは機械的にやれるはずで、誤答したときにその内容とそれからの今後の対策を考えるのが教員の仕事なのかと、そう考えると丸付けをするのは教員じゃなくてもいいんじゃないかとという意味で書いてみました)を駆逐したいというなんとも個人的な感情(使命感?)が湧いてきてやってしまうのでした。
余計と言ったら怒られるかもですが、大学では解答用紙を返却することはまずありません。採点さえできればいいので採点に必要な情報をスキャンした解答画像から取れればいいかな。。。と思い、tkのGUIは削除して必要な機能のコードだけ再利用させていただきました。これをイチから作ろうとするとめげますので本当にありがとうございました。修正したソースコードはgithubに置きました。
これで何ができるかというと、学生らの解答用紙をスキャンした画像から解答欄を1つずつ斬り取って、その画像をExcelファイルのセルに埋め込むことができます。その画像をみながらそれぞれに点数をExcelで入力できます。
採点斬りもそうですしその他のツールもそうですが、それぞれで工夫したUIを用意してくれています。でも、1つずつ採点するのは面倒なのでデフォルトみな正解として、できていない学生だけ得点を消すなどすれば十分な場合が多いと思います。それってExcelのUIがよくできていて得点のコピーも自由にできます。なので、UIは作らずにExcelに叩き込んだ方が楽だということです。私の用途的には、ですが。小中高のように答案を丸付けして返却する場合は採点したあとのことも考えなければならないので簡単ではないと思います。
ちなみにExcelのワークシートにスキャンした解答欄画像を貼り付けた様子が以下になります。画像はすべて各セルの左上にアンカーされていますので、セルの幅や高さを変えてもちゃんとそのセルに居続けてくれます。いかようにもできる感じです。
これでどれくらい採点が効率化されたか。。。まだExcelファイルを作るところまでしかやっていませんのでわかりませんが、紙で1枚1枚丸付けするよりは楽じゃないかな。。。と思っています。