出張時に立ち寄ったアキバ・ヨドバシの本屋でたまたま目にした本。荷物になるので昨日、福岡のヨドバシで購入しました。通勤電車で一気に読みました。ゲーム製作の仕事、環境、業界のおかれている状況、最近の技術、ゲーム開発者のキャリア(年収なども)など、なかなか知ることができない情報が満載の書籍です。ゲーム業界に関心のある学生さんはぜひ一読することをお勧めします。

デジタルゲームの教科書 知っておくべきゲーム業界最新トレンド
- 作者: デジタルゲームの教科書制作委員会
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2010/05/15
- メディア: 単行本
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特に、興味深かったのは22章プロシージャル技術、23章デジタルゲームAI、24章ゲーム開発者のキャリア形成でした。地形やキャラクタのリアクションを自動生成する技術、NPCの行動、ゲーム開発者になるにはどうすればいいか、なったあとどうなのか、といった情報を知ることができました。特に、22、23章の参考文献は凄い。これを追って行くだけでも1ヶ月くらい潰れそうです。それでも一人で地道に探そうとしたらそんな時間の比ではないでしょう。
専門ではないのですが、CGやインタラクションには個人的に興味があってぜひ関わりたいと思っていました。キャラクタの自然な動作や面白いと感じさせるインタラクションなどエンターテイメントやビジネスにに応用できる研究の方向が見えます。
ゼミ室に置いておきますので、うちのゼミ生はぜひ読んでおいてください。