今頃読み返した「バカの壁」。
個性を話題にした章で、著者によると「個性は生まれたときに既に存在するもの」とあります。
メジャーの松井選手やイチロー選手が個性的なのは身体が個性なのだともあります。
個性は生まれつきもの。
自分の子供を見ているとわかるような気がします。
ものの考え方のクセや価値観の重きの置き方などは、どうも小さいころから変わっていないようにも思えてきます。三つ子の魂百まで、です。
さらに、教育現場で「おまえ個性を伸ばせ、なんて馬鹿なことは言わない方がいい。それよりも親の気持ちがわかるか、友達の気持ちがわかるか、ホームレスの気持ちがわかるかという方が、余程まともな教育現場じゃないか」と。
結果的にある程度の協調性が求められる社会に入っていくわけで、そうした学生に必要なことは、学生生活を通して自分の個性を大切にしつつ社会と調和する考え方をみにつけることであり、もともと持っている大切な価値観(上記の色々な気持ち)に気づいてもらうことなのかも知れないな。。。と思いました。