memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

RubyInstallerでデフォルト以外のインストール場所を指定したくなったら?

背景

Ruby on Railsの演習ではAWS Cloud9を利用してきました。今年もそのつもりで準備していたのですが、大学でAzure AVDの導入を検討しているという話しを聞きました。

とりあえず使ってみると意外と(失礼!)使えそうな印象を受けまして、こりゃ使ってみるしかないな。。。と思い、試用に手を挙げてみました。授業は来週からスタートですが、その前に検証を進めています。

何が問題か?

AVDはWindows11なのでRuby環境を作るにはRubyInstallerを使うのが一般的かと思います。

rubyinstaller.org

で、このツールは簡単インストーラというくらいで楽なんですが、デフォルトのインストール先はCドライブ直下になっています。一度でもインストールしてしまうと、次回にインストール先のセレクタが出てこなくなる問題がありました。あ、ちなみに、ちゃんとアンインストールすると問題となる設定ファイルも消えるので、こんなことが起きることはありません。僕の場合は、RubyをインストールしたあとにCドライブが初期化されてしまったため、インストール先などのプロファイル情報だけが残ってしまったのでした。その場合にそのプロファイル情報を消さないとダメなんですね。。。

あ、でも今これ書いていて思いついたのですが、RubyInstallerでいったん上書きでインストールしてから正常にアンインストールすれば。。。以下の手順は不要かもですね。検証していませんがレジストリとかいじるのが嫌な方はやってみてください。

どうしたか?

Windowsで環境設定ファイルといえばレジストリですね。以下の項目を消せば、インストーラを実行したときにインストール先のオプション選択画面が出てくるようになりました。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\RubyInstaller-3.2-x64-mingw-ucrt_is1

あまり必要となるケースは少ないかもですが。。。とりあえずメモしておきます。

でわ!