memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

業績という高い壁

業績は「数」である。

 

そんな当たり前のことが目の前にドカーンと居座っている。

 

他人が書いた論文も自分の業績である(つい最近までファーストオーサーしか意味ないと思ってきた...)

 

こんなことは教わることなのかさえわからない。企業では論文書くことは仕事ではなかったしそんな価値観を知ってる人も研究所ではないので周りにはいなかった。

 

これもすべて自分の落ち度である。悲しいほどの落ち度である。

 

色々な意味で、頑張っていれば報われると何かしら意味を持つと思うしそうしてきたつもりだけど(別に恩恵だけ考えてきたわけではない)、そうしたことは数には全く考慮されないものだということを今回嫌というほど教えられた。チリツモはない。もう一度言う。チリツモは期待するな。チリはあくまでチリなのである。

 

1+1は2であっても、0.5+0.5は0なのである。1になる基準は厳格である。0.9も0なのである。

 

時間は戻せない。めちゃくちゃ恥ずかしいことだけど、後輩のみなさんが同じ失敗をしないことを祈る。

 

特に私のように普通の企業出身者の場合、その辺のカウントの原理について知識が少ないかもしれない。あまりこういうことは表立って書かれることはないから。だから。これ書いてる。

 

大事なことを2つ書いた。もう一度書く。

 

①「数」がすべて。数が満たせば基本的に誰にも文句は言われない。細々努力して評価を上げたところで「数」には1mmも影響しない。1を作ることに集中しよう。

 

②0.5はチリ。1にする努力を忘れない。1の基準はその分野によって異なるけどその分野の誰が見ても1というかどうかが基準になる。甘いことは考えるな。

 

論文4本がチリと評価された...それぞれ一年ずつかかっている。4年はもう戻らない。

 

以上が私の今の正直な気持ちです。何年後かにこれを見てアホなこと書いてると言えるかどうか楽しみです。あ〜クぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

 

ふと、以下を思い出したのであった。。。この本どこいったかなぁ。。。