ある先生から言われたタイトルのことを覚えていたくて書いています。
昨年、国内4本、国際2本、合計6本、ジャーナルに論文投稿しました。ほぼすべて単著もしくはファーストオーサーです。
人生で最多でした。これまで年に1本出すかどうかという状況でしたので。
ジャーナル投稿を意識してこなかったことが最大の反省なのですが。。。それでも書こうと思えばこれだけ書けるんだ。。。といまさら気づいたところでした。
結果、国内1本掲載済み、国際1本掲載済み、国内1本査読中でした。
これをずーっと続けてこられたら業績不足で悩むこともなかったのでしょうね。。。
そのことについてある先生と話していたのですがその方が
不足はもちろんあるけど査読者との相性やタイミングもある。私が前職のときには部下に(落選したものも)書いたものはすべて出版するように指導してきた。なぜか?すべて(論文を生み出すまで会社としての)お金がかかっているから。出さないなら私が出すからよこしなさい、とまで言いました
と教えて下さいました。
私の前職は研究部門ではなく一般的なソフトウェア開発企業でしたから、確かにアウトプットに対してはお金がかかっているという意識は持っていたつもりですが、大学にきて論文を書いて出版するまでに関してはお金の意識はありませんでした。
落選した論文に対する査読コメントにもリジェクトするに足るような不足が書かれていますから「あーだめだこりゃ」と思いしょげるわけです。
ちょっと前の私ならもうそこで変えて別のネタ探しをし始めたと思いますが、上記のうち1本はとくに2年くらい査読してもらってきて結果的に落選だったので、これはどこかで成仏させたいと思い他を探して投稿したところでした。まだ査読結果は返ってきていません。毎日、神様にお祈りしています😅
たぶん、そういう姿勢はプロの研究者としては当たり前の行動でしょうけど、プロとはいえそうならない人もいるんだな、ということをいまさら再認識したところでした。
また
リジェクトでも修正して他を探して投稿・・・を繰り返しているうちに自然と業績は積み上がっているものです。 とも仰っていました。確かに計画的に進めるといっても5年も10年もテーマが決まっているわけではなく書けるときは書けるしそうでないときは書けない。でも、書いて一度は出したのであれば形はできているだろうから、それを無駄にせずにちゃんと最後までやる、ということを意識していれば積み上がっていくのでしょう。10年前に知りたかったですね。。。
さて、やる気をもらったところで午後も頑張りましょう。