memorandums

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

本屋で何度となく見かけてきましたが。。。どうしても手にとる気になれずスルーしていました。たまたまiPadのアプリで見かけて800円なら。。。と思い購入。電車で読了しました。

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感想はとにかく「よむべき」本だと思いました。社会人だけでなく、中高大生も。主題が部活ですから自分と重なるところも多いと思います。自分の子供には紙版を購入してプレゼントしようと思います。

あとがきに書かれていますが、この本は著者の岩崎さんの処女作とのことです。中盤がちょっと(ドラッカーの説明が主になっているという意味で)荒っぽい感じがしましたが、後半の盛り上がりは素晴らしい。最近、涙腺が弱くなっているおじさんが電車で読むには辛いものがありました(苦笑)

自ら目標を掲げ関係者でそれを共有し実際に活動をしながら方法や目標を改善していく。活動範囲は部内から学校全体そして地域社会へ。。。恐らく、どの企業においても事業を発展させていく起爆剤となるような人物を求めていると思います。まさに本書で繰り返し語られているイノベーションを起こす人物です。

現在、就職活動中の学生さんは企業ではどういう人物が求められているかイメージしにくいと思います。ぜひ、この本を読んでそのイメージを獲得してみてはいかがかと思います。もちろん、本は物語ですから「みなみちゃん」のようになることは難しいとしても、そういう人物に少しでも近づくこと、どんなに小さいことでも失敗を恐れず挑戦する人が望まれていること、そういうことを知った上で自分に照らして自己アピールできれば、採用する側の社会人の方々もみなさんの”良さ”がわかりやすいと思います。逆に、そういう実績が全くない人は、そういう観点で行動して少しでも自己アピールできるような活動をして欲しいな。。。と思います。