memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

没入デバイスとしてのヘッドフォン、からの妄想文

没入と聞けばヘッドマウントディスプレイを思い浮かべます。

でも、もっと簡単なのはヘッドフォンなんだな。。。と最近つくずつ思います。

どうしても集中しなければならない場面があっても、なかなか自分自身の気持ちとしてそちらに向かないことがあります。

人間の心というのはどうしてこうもフラつくのでしょう。。。

人とは意思や思考より感覚器で得た情報にただ反応しているだけという話も聞きます。

感覚器は異なるのですが、その空間の音がヘッドフォンで遮断されることによって、聴覚を別次元に飛ばすことができます。

飛ばすというよりは、聴覚を遮断することによって、聞こえるのは自分の内側で発生する音だけにできます。

あとあるのは思考だけです。

その世界に「自分」を閉じ込めることができます。

この状態で目を閉じれば、特別な装置を装着しなくても立派な没入環境です。

今、研究室で仕事していますが、土日は学生もほとんどいなくて生活音もほとんどしません。

省電力化のため廊下の電気が自動点灯になったので人が通れば電気がつくのが気になるくらいです。

ほんと、静かな空間です。

そのうち、ヘッドマウントディスプレイがメガネくらいに軽くなれば、こういう自分の好きな空間を視覚的にどこに居ても作り出せるのだろうな。。。と思います。その空間同士を自由に連結できたら。。。もう物理的な移動は不要な時代が来るのでしょう。

視覚・聴覚に関する情報を、分離された空間情報を自由にレイアウトしたりミキシングしたりする。。。そういう考え方というか価値観というものがIT技術によって生まれてくるような予感がします。

小難しい書き方をしましたが。。。とりあえず今、頭にあることをただただ書き出してみました。

妄想、空想です。