memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

オープンキャンパス

今日は終日オープンキャンパスでした。高橋研究室からはニンテンドーDSのゲーム(学生作品)とWiiリモコンを用いたバーチャル射的と同じくWiiリモコンを用いたゲームを展示公開しました。

研究内容をモロに展示しても面白さが伝わりにくいですから、「高校生受けするモノとは何か?」考えるだけで実は大変です。赴任初年度は音声認識APIを用いたゲーム、2年目はGameboyAdvanceのゲーム(マイクロソフトの面接試験問題)、今年はニンテンドーDSとWiiです。ゲームばかりやってどうかと私自身も常に感じているのですが、学生さんの興味がまずはそこにあるので仕方がないな〜と半分諦めています。

保護者の方には「ゲームをさせるために大学いれるわけにはいかない」という印象を持たれるかたも少なくありません。もちろん、興味をもつことが大切なこと、ゲームは総合的なソフトウェア開発技術が身につくこと、製品を企画から最後まで仕上げることが体験できること、オープンキャンパスや大学祭などで遊んでもらって足りないところが見えるなど、「教育上」さまざまな利点があることを説明しています。

今年のバーチャル射的はPhysX物理エンジンを用いたため、簡単に万人ウケする仕掛けを作ることができました*1。年内にまだオープンキャンパスが2回あるので、テクスチャをちゃんと貼って、ビルが綺麗に崩壊する様を再現したいな〜などと思いました。いずれにしても速いハードウェアとグラボを購入しなければならないでしょう。夏休みの宿題ですね>自分

最後になりましたが、積極的にお手伝いしてくれた3年生の2人*2、前の日から徹夜でソフトウェアを仕上げた卒研生の2人、ご苦労さまでした。

*1:ただ、簡単といっても3DCGに馴染みがないため物理エンジン調査や環境構築から始めなければなかったため、結果的には実先日の3連休が丸つぶれでした。もちろん、春から何にしようかと構想と調査をしていましたので、それも含めると1ヶ月くらいの時間をかけています。オープンキャンパスにここまで時間をかける教員は恐らく私くらいでしょう。。。来年からは他の研究室同様に学生作品だけの展示にしようかと思います。

*2:遅刻はダメよ