memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

βバージョン

@ITによるとベータバージョンとは以下とあります。窓の杜にもあります。

開発途中のハードウェア/ソフトウェアに付けられる製品バージョン。アルファバージョンから1段階進んだ状態のバージョン。(中略)完全とはいえないまでも、ベータバージョンでは、相応の安定性が達成されているため、場合によってはかなり広範囲にわたるユーザーに配布され、テストされることもある。このベータテストによって、さまざまなユーザー環境において大きな問題がないことが確認された後、最終的な製品バージョンへと進む。

インターネットサービスではミクシィをはじめとしてこのβバージョンが大流行です。このβバージョンは先進性や成長性を感じますよね。ここでちょっと考えてみました。モノやサービスにβバージョンって書かれてイイものと悪いものを考えてみました。

もし、車に堂々とβバージョンと書かれていたら?これはムリですね。

もし、病院の看板の脇に書かれていたら?これはムリですね。

もし、ケータイにβバージョンと書かれていたらどうでしょう?これは少しは許せるかも。先進性の方が価値に重きがあるのかも知れない。人それぞれかな。

洋服はどうかな。これはかなりインターネットサービスに近いかも。

食品はどうでしょう?これはダメ。。。かな。危険を承知で食べたくなるものもあるでしょうけど。

スポーツはどうでしょう?これは難しい、思いつかない。

家はどうでしょう?これは、ダメですよね。

装飾品はどうでしょう?これは、ダメですよね。。。


世間一般で提供されているモノとサービスについてβバージョンが許されるか考えてきました。私の感覚では

  • 人体や生命に危険がなく、
  • 支払った対価の価値がゼロになったとしてもその人が許せる対象で、
  • モノやサービスによって得られる価値がその取得や活用に関わるコストがより大きいもの

それがβバージョンが許されるモノとサービスだと言えるのではないかと思います。あたりまえか。でも従来はβバージョンなんて許されない世界があったわけでしょうし、βバージョンが適用できるモノやサービスを探すと新しいビジネスに繋がるかもしれませんね。