1時間半で読了。彼が40冊もの書籍を生み出したテクニックせた*1が書かれています。全部で20章ありますが最初の5章をじっくり読み、あとは流し読みしました。
書籍で一番強調されていた「興味のないことについて書こうと思うな」が最も印象に残りました。また、「同じ対象でも人によって見方や感じ方は異なるのだからビンゴカードのように当たりが少なくなって書くべきことがなくなることはない」(意訳)というメッセージも印象的でした。研究に当てはまると思います。対象に対して自分がどう考えるか、アイデアが重要ということです。
また、書いたものに対する評価についても気にするな、書くことで自分が知りたいと思ったことを学ぶことができる、と書かれています。以下、読書メモです。
- 興味のないことについて書こうと思うな
- 文書を書こうと思うのは自分の知らない何かがあるからである
- それについて知る最良の手段が書くことである
- 誰もその文書について読まなくてもいい、何かを学ぶことができのたのだから。
- ピッタリの石を探そうとしてはいけない。あくまで自然石を探すことが重要。
- 石が何であるかが重要ではない。石に対する自分の感じ方が大切なのだ。
- 自然石構築法の3つの工程:収集し、構成し、削ったり磨いたりする
- スランプに陥ったら行動を記録し見つめなおすのがいい。
- 本を執筆する主たる作業は「自然石を集めること」である。文書を書くことではない。
- エネルギーの法則:すぐれた文章を書くためのカギは石に対する人間の感情的な反応である。
*1:自然石構築法(The Fieldstone Method)