昨日、平山温泉に日帰りで行ってきました。トロトロの湯。これで380円。信じられません。
平山温泉【日帰りスパ・フローラ】熊本・山鹿・源泉掛け流しの天然温泉
館内に以下のようなポスターが。福岡に来て10数年。まだ実物を見たことがありません。いつかは。。。と思ってはいますが。でも、この映像を見るたびに「なぜ、灯籠を頭の上に?」と思うわけです。
休憩室でスマホ見ていたら山鹿灯籠民芸館という施設が。車で10分くらい。こりゃいい。謎がわかるかも?と行ってみました。
民芸館の前にあるポスト。既に灯籠がのっています笑
館内に入ると係員の方が館内を説明してくださいました。助かりました。
まず、驚いたのが、灯籠は和紙でできているとのこと!金属ではありません。めっちゃ軽いです。写真OKとのことで撮影させてもらいました。
係員の方の説明によると、和紙でこうした民芸品を作るのは室町時代から続くもので歴史あるものとのことですが、それを世の中に広めるために昭和29年から踊りが始まったとのことでした。
話題作りのために、意外性を狙った。。。という感じですね。私はまんまとひっかかったわけです笑。良い意味で。
職人さんが製作しているところも見れました。
のりしろがありません!?
木工用ボンドを使用しているとのことですが、綺麗に接着する技術は凄いなぁ。。。と。紙なので湿度の変化に弱いのかと聞けばそうでもないとのこと。上記の写真も文化財のような湿度コントロールをしている様子はありませんでしたので、耐環境性はあるように思いました。
しかし。。。凄い技術だ。
この技術って何か活かせないのかなぁ。。。もっともっと応用できるような気がするのですが。軽量で耐環境性がそれなりにあって。色付けもできるからどんな立体でも再現できるように思います。
和紙の切断はカッターやハサミでするとのことですが、今ならカッティングマシンが使えると思います。
でも、組み立てと接着は人手が必要です。少なくともここには技が必要になります。
ペパクラ職人を想像しちゃいますが。。。歴史を度外視してどーでしょう。違うものでしょうか?