週末は学会で神戸でした。
参加したのは以下の研究会です。この研究会は初参加。同じ学会とはいえ研究会が違うと全く未知の世界で。。。年甲斐もなく緊張しました。これでも発表練習は夜中に研究室でやったんですけどね。。。メタメタでした。。。T_T 本番に弱い子(オヤジ)です。
発表タイトルは「Eclipseのローカルヒストリーを用いた持ち帰り課題の取り組み状況分析ツール 」でした。
以下に詳しい情報があります。もし興味があればぜひご連絡をいただければ幸いです。
この研究の発端は2年位前でしょうか。以下でポスター発表しました。Eclipseに搭載されているローカルヒストリー機能の情報を収集するツールを作って、編集履歴データを分析しようという試みでした。
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2016(SES2016)
内情を話す機会がないので、ここに記しておきたいと思いますが、編集履歴のデータの構造を解析するのがちょっと(というかかなり)大変でした。。。2016年のときにIBMの方もいらっしゃっていて「Eclipseのチームに聞いてみるよ」と言ってくれたのですが。。。とはいえ、Eclipseのソースは公開されていますので、地道にソースを読んで解析しました。2,3ヶ月はかかったように思います。楽しかったですけどね。実はまだ全貌を理解していません。とりあえず基本は動作しているのですが、たまーにデータを収集できないケースがあるようです。
操作ログとかコンパイル結果とか収集して授業中に講師やTAをサポートしようという研究はたくさん行われているのですが、授業時間外とか自宅での作業がどのように行われているのか。。。を研究したものは調べた限りではありませんでした。その点においては
新規性はあると私は考えています。
2016年のときも、今回も、何人かの先生からコメントをいただきましたが、あまり興味をもっていただけるような感じではありませんでした。うーーーん。ずれているのでしょうか。
自分ではなかなか面白いと思っている研究テーマであります。
元SEですので、本当のところは実務や実務者の支援をするツールや手法開発を研究したいところですが、データ取りや連携するのも一苦労ですし、そもそも守秘義務なんかもありますから。授業や演習のデータは大学内に豊富にありますし、授業をしていると自然と入手できます。
昨今、オンライン学習できるサービスが増えてきましたよね。codecademyやprogateや。これらのサービスは、それこそオンラインゲームのアイテム課金調整じゃないですが、どこまで視聴してどこまで進んだか、何に詰まったか?などのデータが自然と取れると思います。そこからコンテンツを調整したり。。。などもできると思います。学習効果を高めるために。。。いろいろと工夫ができるところです。学内の自分の授業だけに限らずに、得られた知見をそんなところにも繋げていけたらな。。。とも考えています。
Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
はい。
ここから余談です。
会場は武庫川女子大でした。初めてでした。歴史ある建物。とても素敵な空間でした。
会場は以下とはちょっと違うのですが、アクティブラーニング棟と呼ばれるところでした。ガラス張り。綺麗ですねぇ。普段、男子が多い教室で授業していますので、ここに女子がたくさん集まったらさぞ華やかでしょう。
図書館でも素敵な取り組みをされていました。オヤジな私がいうのも気持ち悪いと思いますが、カワイイグッズですよねぇ。
土曜日は学食が空いていたのですが、日曜日は学食が使えず、守衛さんに聞いて淡路島カレーの店を紹介してもらいました。充電コンセントつきのカフェ風なカワイイお店でした。ランチ(サラダ、ドリンクつき)で1100円でした。美味しかった。ただ、学生さんにはちょっと高いかなぁ。。。どうでしょう?
https://tabelog.com/hyogo/A2803/A280301/28045250/
有益なコメントをいただけましたので、次に繋げていきたいと思います。はい。