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memorandums

日々のメモです。

"Teaching Children to Talk, Not Text" を読んでからの...

今年は私にしては珍しく忘年会が多くバタバタしているうちににあっという間にこの時期になりました。

24日で授業は終わり、25・26日と年末の教員研修会等があり、部屋の掃除をして。。。少しゆっくりしたところで、お茶をすすりながらIEEEの会誌(Spectrum)をチラ見していました。

興味をひいたのが以下でした。

spectrum.ieee.org

個人的な話になりますが、今年大学生になった子が一番上の子でしたので、子供にゲーム機を与えるとき、ケータイを与えるとき、スマホに切り替えるとき、受験を控えての自宅での使用制限など、悩みはつきませんでしたし、言い合いもよくした記憶があります。今はというと、幼稚園児を除き、家族全員がスマホを持っているため、家族と会話するよりLINEをチェックするためスマホに向かっている時間の方が長いかな。。。という感じです。それも時代だな。。。と思っていたりしたわけです。

記事の話に戻ります。

記事はIEEE Spectrumのエディターである著者の方Susan Hasslerさんが、自分の子供にはスマホを与えていない、というくだりから始まります。普通に考えたらIEEEの中の人ですから、最新の機械にどんどん触れさせるのが当然でしょうけど、それをしていないようです。理由はいろいろあるようですが、子供が人と関わらずに画面に夢中になっている姿はよく見えない、よくある話です。その一方で、子供だけでなく、大人も自分自身もそういう傾向があることから矛盾を感じていてどうしたものか。。。と悩んでいる姿が伝わってきます。

で、Hasslerさんがオススメの本が紹介されていました。はしくれとはいえ情報教育に関わる者ですので、一応読んでおこうと思いKindle版をポチりました。まだ5%くらいしか読んでいませんが。。。本書についてはいずれ機会があれば読書メモをご紹介したいと思います。

www.amazon.com

で、元記事に戻りまして、そこにこの本の要点が書かれています。これだけ読めば終わりという感じもしますが。。。以下、その超訳です。わかりにくいようであれば原文をお読みください。

(上記の書籍の著者であるTurkle氏の)調査によると、我々の多くはスマホを表面的な関係をキープするだけでなく、リアルな人間関係も安全な距離でキープするために使っている。こうした生活は我々の共感や直感、そして好奇心や想像力など機械とは異なる人間の重要な特性を経験する能力を失わせている。

Turkle氏の答えは「ソローwikipedia)のようにやりなさい」でも「スマホをポケットにしまいなさい」でもない。そうではなく、より優れたモノづくりが必要じゃないかと。仕事をして我々を解放してくれるスマホは作れないだろうか。そして企業はデバイス導入効果を利用時間で測るのではなく、よりうまく利用した時間を測ってはどうだろうか。タークル氏の提案の要点は、スマホを見る時間から人と顔をつきあわせる時間の再生であり、直接会話の価値を見直し、SMSやFacebookやスナ茶やツイッターを通して能動的に聞くことを勧めている。

まだ本を読んでいないので、この記事の文章だけではわからないところが多々あるのですが、要は、スマホを無くすことや取り上げることでは解決しないよね、その代わり、もっと人間が人間らしく生きるために役立つようにスマホなりインターネットなりを活用しようじゃないの?と提案されているように思います。

世の中、変化し続けています。立ち止まり、不要なモノを断捨離して解決する場合もあるでしょうけど、もう決して無くすことは無理なもので、かつ、有用なものは、その利用の仕方をもっと見直しておく必要があるのでしょうね。スマホはあくまで道具。人と人のつながりの方が大事ですよ。。。ということで。そういう使い方ができるように昔の価値観を単に押し付けるのではなく、今、この環境においてどうあるべきかを子供達と話し合っていくというのは大切と思います。

おお、近所のお餅つきにいかないでこれ書いています。。。いかんですね。。。いってきまーす。