恐らくたくさんの方が参考にされたエントリー(かつて音楽と呼ばれたもの「赤外線カメラの作り方」)を参考に赤外線カメラを作成してみました。
実は失敗してしまったようなので(まだよくわからない)1つのサンプルとして残しておきたいと思います。
使ったWebカメラは上記のエントリーにある通り。プリンストンテクノロジーのPWC-130Uです。
上記のエントリーに従って分解します。解体前が以下の通り。
で、分解してみたのが以下。
で、下側のピンクがかったレンズが赤外線フィルターのようです。赤外線LEDにかざして遮光具合でわかりました。これはすぐに外れました。
で、白い粉々になりかけたレンズはどうやらフィルターではないようです。。。焦点をあわせるためのレンズのようです。これは外してはいけなかったんじゃないかな。。。?恐らく。(12/6追記 ピントが合わないのは単純にWebカメラのピントを手動調整していなかっただけでした。。。失礼しました。)
openframeworksのサンプルプログラムopenFrameworks.appで動作確認してみました。ね?ぼけぼけでしょう?焦点があっていません。こんなにぼけてしまっては指先を写してもblobを検出できなさそう。。。
後日、もう一度チャレンジして確かめてみたいと思います。
マルチタッチデバイスの作り方はこちらを参考にしています。オランダの25歳の学生さんが善意で公開されている資料のようです。
論文は数あれど、こうした製作に関する資料は公開されていません(見つけることができない)。ありがたい。
テストのため大学近くのホームセンターで5mm厚のアクリル板を購入(上記の文書によると最低8mmないとだめらしい)。
シリコンゴムとして使えそうなものがなかなか見つからず。時間がなかったのでとりあえずシリコンゴムのコーキング材を購入。注意書きをよくよく読むと「アクリルには使用できません」と。。。今度ゆっくり探そう。。。
あとは赤外線透過フィルター。これがなかなか手に入らない。大学に出入りしている業者さんに見積りをお願いするとメーカーでも在庫なしとか。amazonでは買えるようなんですけどね。。。
とりあえずホームセンターで使えそうなものを探してみました。で、目についたのがカーフィルム。日焼け防止のため紫外線をカットするのが主目的ですが、少なくとも可視光はカットできるんだから。。。試しに購入してみました。
赤外線LEDで照らしてみると。。。赤外線はばっちり透過しています。1枚では薄いので8枚くらい重ねるといいかんじです。折り畳んで丸く切り抜いてWebカメラの中にセットしました。接着剤はレンズに付着しそうで怖いのではさみこんだだけです。