memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

AM/FMラジオを使った航空無線受信機

MAKE magazineのWeekend Projectで表題のハックがありました。オモシロそうだったので作ってみました。


作ったといっても既に持っていたAM/FMラジオの蓋をあけて下記の資料にしたがってコイルをのばし、つまみをクルクルと回しただけです。とりあえず福岡空港近くに車を止め、つまみを微調整したところ、ノイズ混じりながら音声を聞くことができました。


ちなみに福岡空港で使用している周波数はこちらによると主チャネルが118.9MHz、サブチャネルが132.9MHzのようです。回路をいじったため、ラジオの目盛りでは正確にはわかりませんが、しばらく微調整を繰り返していると「ああ、このへんだな。。。」と感覚でわかってきます。


調整にはコツがいるようです。以下のPDFに調整のコツが書かれています。

Slowly turn its screw until the hiss sound is at its maximum level.

ラジオの電源を入れるとまずノイズが聞こえます。たまにFM局を拾うこともあります。ラジオの選局つまみ?をゆっくり回して周波数を上げていくと、ごく狭い範囲ですが、ヒス音(耳が痛くなるような高音)が聞こえます。ヒス音に混じってモールス信号のようなものが聞こえます。そのあたりが航空無線で使用している周波数のようです。あまりクリアには聞こえないので会話の内容まではわかりませんでしたが、主チャネルでは航空機と管制塔とのやりとりが、サブチャネルでは空港周辺?の天候や気圧などの情報を連続的に流れているようでした。


googleで「航空無線」や「エアーバンド」で検索すると、それこそアマチュア無線や電子工作に詳しい方々のページがヒットします。空港も近いし、自宅上空を航空機が飛び交っている恵まれた!?環境なので、暇を見てもう少し突っ込んで遊んでみたいと思います。


作り方はこちらにあります。雑誌のPDFはこちらです。