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日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

デジタル科学館を見学してきました

久留米にある福岡県立科学館の未来のデジタル科学館という特別展示を見てきました。

この手の展示イベントは最近、本当に多くなりました。使用機材とか使用風景とか見ていろいろと勉強したいな。。。ということで。

作品としては5つありました。

写真はありませんが、最初は歩くと床に花が綺麗に描画される作品。2つ目は大型の恐竜ロボットでボタンで操作できる展示でした。

残り3つです。最初に出てくるのが以下でした。

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プロジェクタを2つ使ったスクリーンに、子供達が描いた絵が動き回るものです。タッチはできませんが、背景の写真の眺望がキャラクターの横方向の速い動きと相まって浮遊感が出ていました。

背景の写真を工夫することでこんな表現ができるんだ。。。と勉強になりました。

ちなみに動画を少しだけ撮ってきました。限定公開ですので。。。もし著作権など問題があれば消しますので教えてください。来場者の顔は写り込んでいないとは思います。

youtu.be

ちなみに描いた用紙は以下のような感じです。リコーって書かれていましたね。なんでだろう?自作じゃないのかな?タイアップしてるのかな?リコーが作った?

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その横にあったのが以下ですね。今となっては古めかしい感じがしますが(偉そうにすいません、ただ直感的にそう思いました、実際に4、5年前の作品のようですのでしかたがないかと)子供達は大喜びです。

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センサーはKinect V1ですね。たぶん。目が悪いので。。。勉強になったのはスクリーン自体は上記の展示と同様にプロジェクターを2つ横に設置したタイプなのですが、Kinectのセンシング範囲(横方向)はそこまで取れないんですね。作品の中央にKinectが設置されて、センシングできるのは全体の半分くらい。でも、うまいなと思うのは、その映像を折り返して(鏡像?)にして、本来はセンシングできていないところに表示して賑やかさを演出しています。センシング範囲にいない子も思わず動いてしまうんですね。うまい。

最後の出口付近に設置されたのが以下。

テーブルトップインタフェースで、テーブル上にかざされた手の位置を赤外線カメラで認識して、その位置に昆虫があればキャッチできるというゲーム?です。

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赤外線ライト(LED群)はお手製っぽい感じ。その中央にカメラ(赤外線透過フィルタ)が設置されていました。その様子もパチリ。

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さすが科学館だけあって、赤外線で手を認識できる仕組みが掲示されていました。誰も見ていませんでしたが。。。orz。

プロジェクション系の展示全般に言えると思うのですが「なんとなく楽しい」という雰囲気は物珍しさもあって来場者の多くが楽しんでいるんですね。でも、反応が遅かったり不確かだったりすると、目的がよくわからずちょっと触ってどっかに行ってしまう人も多くいました。

展示物の横に説明用の看板をおいても暗いので見えませんしね。。。難しいところです。

あと、いつも気になるのがプロジェクターの設置方法。こういうところに設置した経験がないので気になります。万が一落下して怪我でもさせたら。。。と怖くなります。安全性を確保した上で確実に固定して、なおかつ調整もしやすくする方法は。。。今回の場合は以下のような感じでした。以前、三越かどっかに展示していた方法と似たような感じですね。プロジェクターはBenQしか見たことがない。なぜだろう?コスパがいいのかな?買ったことがない。

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5/7まで展示しているみたいです。G.W.あたりは混みそうですね。。。