台風19号が近づいています。福岡は幸い大きな影響はないようですが。。。関東地方のみなさん、お気をつけてください。
明日から2日間、織田広喜美術館(通称オダビ)さんとの連携事業があります。なんとか開催できそうで喜んでいます(毎年、台風で延期になるかハラハラしてきましたので)。
ある装置を作っていまして(受講生の小学生のみなさんが組み立てるキットの製作です)、その装置は人が近づくと、子供たちが録音した声が再生されてLEDがピカピカ光る装置なんですね。。。
で、この「人が近づいたら」というのがなかなかの癖モノでして。
人感センサーを使ったり、超音波距離センサーを使ったりしてきました。
今年度は再度、人感センサーでいこうと考えまして。。。
実験しているのですが、なかなかうまくいかない。
とりあえず検出範囲は狭くていいのでフレネルレンズは外しました。
それでも「近づいたら」「必ず」動作するか。。。といえばそうでもない。
赤外線を発する物体(反射する物体)が近づいてきたら、センサー内の左右にある領域の赤外線検出量に差が出たらオンになる仕組みらしく、センサーの前を通り過ぎると動作するのが元々の仕様のようなんですね。
以下にadafruitのページから転載した画像を貼ります(引用元)
なので、正面から近づいていくと動作するときとしないときがあるわけです。原理的には。実際にはもっと確率的な動作をします。。。困ったもの。
インタラクションもので、こういう動作が一番、鑑賞者をガッカリさせることはよく知っていますので。。。何とかしたいわけです。
とりあえず横向きに置いたらいいんじゃね?という発想が以下です。真横でも検出されます。でもね。。。箱に入れるので周りからの光がはいったら動作が不安定でしょう。
じゃ、センサーを筒みたいなもので囲ってしまえば。。。とりあえずセンシング範囲を限定できるよね?ってやったのが以下です。
とりあえず、これでいくことにしました。もう少し見栄えをよくしたのが以下です。
筒みたいなのを探したのですがなく、しかたがないので、100均の単語カードを鉛筆に巻いてテープで止めて作りました。グルーガンで固定して。こんな感じです。小学生の工作でしょう😁
で、量産して。
とりつけた様子が以下です。
さて、うまくいくかなぁ。。。
ちなみに、本件に関係ないのですが、PIRセンサーの仕様書をみてたらガラス越しだと検出できないって書いてあったので、試してみたのが以下です。ほんまです。なぜでしょう。。。?あとで時間があったら調べます。波長かな?屈折かな?
とりあえず作業ログを急ぎまとめました。
では。