memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

ChatGPTを英語スライド作成で活用する

英文作成はDeepLがあるしはPaperpalがあるし業者があるのでとりあえずサクッと進められる環境がある。本当によい時代になったもの。

英文っぽい和文を用意してDeepLにかけて選択肢が出てくるので一部分を変えたりするだけでだいたいいい感じの文章ができあがる。それをGrammerlyやPaperpalなどの校正サービスに与えてチェックすることでとりあえず基本的なミスがなくせる。もちろんこれでは不安なので校正業者に出してチェックを受けて修正する。めちゃくちゃ修正されるケースもあればほんの少しの場合もある。これでだいたいの論文は通すことができる(というかできた)。

さて。

アカデミックな活動でもう1つ困ることがある。それがスライド作成である。こっちの方が一般社会人に需要があると思う。それこそ企業活動ももっともっと国際的になるのだろうし、海外の営業先で商品プレゼンや契約ごとを進めることも日常茶飯事だと思われる。

スライド作成と論文作成の違いは何か?論文では完結した文を書く必要がある。よほど狙ったケースでない限り不完全な文を作成すること自体ありえない。

しかし、スライドでは完全な文である必要はない。キーワードを並べるだけのこともあるし、不完全な文を並べることだってある。

じゃ、不完全な文でいいとしても、単なる単語の列でいいのか?とか省略するとしてもどう省略するのが一般的なのか?とかがわからない。自信もない。論文のように正しい英語でなくとも、意味の通じない造語であるよりはより一般的に認められた用語であることが望ましい。この「それっぽいものにする」というのは前後の繋がりやコーパスをベースとした判断という意味でコロケーションであり語法であると思う。言語学者が生涯をかけて調べ分類してきたことをいまやLLMさんが統計的な学習により意見してくれるわけである。ものすごくありがたい時代なわけである。

例えば、1つスライドを作ったところなのでそのケースで例を示してみる。なお、このスライドはもともと日本語で発表したもので、それを英語に変換する作業になるということである。

ちなみに元のスライドはこれである。

このスライドを作るためにChatGPTに与えたプロンプトとその回答を示してみる。英語力のある方はアホなことをやっているな〜と思ってもらえばよい。こういうレベルでも英語プレゼンはできるし、たいしたことではないし。そういうことを何回もやっているうちにどうにかなるものだと腹が括れる、その姿勢が大事だと思われる。

まぁ、これを大学院生が書いているとすればいいのだろうけど、大学教員がこれを書いているというのもアレかなとは一瞬思うが、まぁ、いいんじゃね?と思う。大事なのは言語ではない。内容なのだから(←これをなんというか?顔の皮が厚くなる。厚顔無恥か。まぁいいやめんどくさい)

略し方が合っているかまず聞いてみた。

"4.5 month" can abriviate "4.5 M"?

答えは以下。なるほどダメらしい💦 ということで4.5 monthsにした。

No, it's not standard to abbreviate "4.5 months" as "4.5 M." Typically, "M" is used to refer to "million" in many contexts (e.g., 5M for 5 million), so using "M" for months could cause confusion.

For clarity, it’s best to write "4.5 months" or "4.5 mo" if you want a shorter version.

以下も適当に作ってみて合っているか聞いてみた。

"Sep. 2006 – Jan. 2007 (4.5 month) " is appropriate for presenting in a slide?

答えは以下。答えがもらえるのはいいことだけど、さらにいいのはその理由が書かれていること。これが語法辞典には長々と書かれていて、言語好きならこれを読んでは習得するんだろうけどそんな時間はないのでオンデマンドで教えてもらいたいわけだ。

In a presentation slide, it would be clearer and more professional to write it as:

"Sep 2006 – Jan 2007 (4.5 months)"

Here’s why:

"Sep." can be written without the period in many contexts, especially in slides or informal documents, though it is still acceptable with the period. "4.5 months" is the correct and clearer way to express the duration, as opposed to "4.5 month," which sounds a bit awkward and might cause confusion. This format is concise yet still easily understandable for your audience.

さらによくわからなかったのが以下だったので英語案も示さずストレートに日本語で質問した。

"情報学科の2年生 7名 (学内公募)" を英語のスライドで書くとすると?

答えは以下。うん、わかるけど。。。ちょっとなげーなぁ。

"7 second-year students from the Department of Informatics (internal recruitment)"

This translation maintains clarity and conciseness for an English slide. Here's the breakdown:

"情報学科" = "Department of Informatics" "2年生" = "second-year students" "7名" = "7 students" "学内公募" = "internal recruitment" (assuming the students were recruited from within the institution) Feel free to adjust it depending on the specific context of your slide!

しかもsecond-year studentsって小学2年生って思われるっていう情報も見たことがあったので聞いてみた。

"second-year students" generally indicate elementary school students?

答えは以下。なるほど、文脈依存なんだな。必ずしも小学校2年生と思われるってことはないっていう話だ。

"Second-year students" typically refers to students in their second year of a specific level of education, but the level can vary depending on the context.

In higher education (e.g., universities), "second-year students" refers to students in their second year of study (i.e., sophomores). In primary or secondary education (elementary and middle schools), "second-year students" would generally refer to students in their second year of school, but that would be more commonly stated as "second grade" or "second graders" in the U.S. In your case, since you’re referring to university students in the "Department of Informatics," it's clear that "second-year" refers to college sophomores. However, if you want to avoid any confusion for an international audience, you can explicitly specify "university" or "college" to make it clear:

"Second-year university students" "Second-year students at the Department of Informatics" This ensures that it's clear you're talking about university-level students.

もう少し聞いてみた。大学生の呼び名は学年によって固有名詞がついているはずなので。。。

In my slide, "second-year students" or "sophomores", which one shoud I use?

回答は以下。なるほど。オーディエンスが米国出身者ならsophomoresの方がええけど、そうじゃないなら、という話か。今回の聴衆はどちらかというとアジアだろうから"second-year students"で良さそうだな。個人的にも直感はそっちだし。

For your slide, "second-year students" is generally the better choice, especially if your audience includes non-native English speakers or individuals unfamiliar with U.S. college terminology. "Second-year students" is universally understood in an academic context, regardless of location.

"Sophomores" is more common in the U.S. but can be unfamiliar to some international audiences, especially in non-English-speaking countries or places where different educational systems are used.

So, to ensure maximum clarity, I’d recommend using:

"7 second-year students from the Department of Informatics (internal recruitment)" This keeps it simple and clear for a wide audience.

ちょっと省略して、あと、1年次にC言語を1年間学習したけどデータベースは未履修だよってことを示す短めのワードとして以下の案が浮かんだので聞いてみた。

スライドに「1 year training on C, not Database (SQL)」と書きたい。問題ないか?

答えは以下。うん、なんかChatGPTの案の方がそれっぽい😁。

Your phrase "1 year training on C, not Database (SQL)" is mostly clear, but it can be improved for better clarity and professionalism. Here's a refined version:

"1 year of training in C, not in Database (SQL)"

Why this works: "1 year of training" sounds more natural in English than "1 year training." "in C" and "in Database (SQL)" make the subject of the training more precise and grammatically correct. Using "not in" keeps the contrast clear and smooth. This would be well-understood in an English presentation.

ただ、ちょっと気になったのが文頭では1はOneと書くべき(よく英文校正で指摘される)じゃないかなと思ったので聞いてみた。

1 year は One yearとしなくてよいか?

答えは以下。まぁ、別に大丈夫だよってことらしい。

You don’t need to write "One year" instead of "1 year" in your slide. In fact, using "1 year" is quite common in presentations or slides because it’s concise and clear. However, if you want a slightly more formal tone or full expression, you could use "One year," but it's not strictly necessary.

So, both options are fine:

"1 year of training in C, not in Database (SQL)" "One year of training in C, not in Database (SQL)" In most presentation slides, the shorter version ("1 year") is completely acceptable and often preferred for brevity.

ちょっと面倒になってきたので、以下、残りのスライドでChatGPTくんに聞いた要点とその答えだけ示す。

質問「作業時間を英語スライドで書きたい、なんといえば?」今回は時間帯なのでWorking hoursを選択した。

「作業時間」を英語で表現する場合、いくつかの選択肢があります。具体的には以下のように言うことができます:

"Work hours" 一般的な表現で、作業に費やした時間を指します。 例: "Total work hours" (総作業時間)

"Working hours"主に仕事をしている時間帯や期間を指す場合に使います。 例: "Project working hours" (プロジェクト作業時間) (省略)

質問「月曜日から金曜日を英語でいうには?」

"Monday to Friday"最も一般的でシンプルな表現です。 例: "The office is open from Monday to Friday." (オフィスは月曜日から金曜日まで開いています。)

"Monday through Friday"「月曜日から金曜日まで」という意味で、少しフォーマルな感じがしますが、日常的にも使われます。 (省略)

なんか長いなぁ。。。と思ったのでさらに聞いてみた。

質問「もっと短くかくと?」 うーん、なんか違う。

もっと短く表現する場合、以下のように書けます: "Mon-Fri" これが最も簡潔で広く使われる形式です。 (省略)

質問「weekday とはいわない?」 失礼しました💦 ということで、"Monday to Friday"にしました。

「weekday」という言葉も使えますが、通常は「月曜日から金曜日」を示す際には、"Monday to Friday" や "Mon-Fri" の方が自然で一般的です。 (省略)

質問「18~22時の4時間を英語スライドで書くとすると?」 ほうほう、一番それっぽい"6 PM – 10 PM (4 hours)"を選択しました。

18時から22時の4時間を英語で表現する場合、以下のように書くとよいでしょう: "6:00 PM to 10:00 PM (4 hours)" 最もシンプルで明確な表現です。 "6 PM – 10 PM (4 hours)" 時間の範囲を短縮した形式です。 (省略)

という感じですかね。

ChatGPT自身が真実であることは保証しないので利用する場合でも自己責任でね、と言っているくらいなので、これがネイティブ的に正しいのかわかりませんし、確かめる時間もないので、とりあえず(私が思うに)それっぽいスライドができるってところを示しました。

これを繰り返しても全然覚えないんですけどね。。。とりあえず現状の問題は高タイパで解消できるっていう意味でChatGPT含むLLMは革新的な技術なわけです。利用しない手はありません。

ということで、はよ終わらせないと。。。正月がなくなる。。。💦 こんなことよりもっと制作でやりたいキューがたまりまくっている。