memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

COTEN RADIO 番外編、共感しかない

いつも聞かせていただいているCOTEN RADIO。最近の3回は番外編です。その名の通り、いつもの歴史シリーズではなく、彼らの活動の背景や今感じていることを自由に語っていらっしゃいます。こういうことを飲み会ではなく公式な場で語れる人ってなかなかいないんじゃないかなと思います。常に考えて実践しているからスラスラと出てくるんでしょうね。言語化されている。素晴らしい。

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今の時代、どう感じて生活されているでしょうか。時代も変わってきています。人の生き方も親の世代ともずいぶんと違ってきているのを実感します。こうすれば幸せになれるという参考になるモデルがあるにはあるけど存在感が薄れているような気がします。だったら自由に生きればいいじゃんと思うわけですが、世の中の構造がそれほど変わっているわけではないところもあり、深く考える前に、とりあえず安全そうな「普通」を選択して生きている、というのが多くの人の行動パターンなのではないかと想像します。自分で決める自由があることは素晴らしいですが、選択を迫られるのって大変ですよね。。。「晩ごはん何にする?」「なんでもいい〜」妻によく怒られるやつです。どうでもいいですね💦

エピソードで語られている中で一番共感したのは「何のためにやるのか?、それって意味があるの?、儲かるの?、そうではなく、楽しいから好きだからやる、そういう場を作る、コミュニティを作る」ということで、彼らはそれを人生をかけて実践されています。やりたいからやる。好きだからやる。もっともらしい理由をつけることはできなくないが、それは違う。。。そうなんですよね。。。それなんです。世の中、こういうことをやっている人って他にもいらっしゃると思うのですが、彼らが福岡にベースをおいて活動されていることもあり勝手に身近に感じています。

ついつい、自分も、教員として、親として、自分より若い人に「それって何のためにやるの?」とか「それって意味あるの?」とか言ってしまうことがあります。もちろん、否定したいわけではなく、もっと深く考えて欲しくていうことが多いのですが。言われた方はどう感じるでしょう?自分ではないのでわかりませんが。。。

会社員から大学教員になり、ひたすら案件をこなす生活ではなくなりましたので、研究テーマは自分で決められる立場になりました。もっともらしい研究をしようとあがきました。会社員時代ではできないことをテーマにしようとしたこともあります。会社ではコストに見合わないからやれなかったことです。ただ、ここは会社ではないので研究データも取れないし、取れたとしても守秘義務もあるので難しいのでした。そうこうしているうちに大学教員の経験年数の方が長くなり、自分の関心事が変化していきました。

ただ、今、振り返ってみると、会社員時代も今もやっていることは同じだということに気づきます。仕事を楽にしたい、わからないことをわかるようにしたい(解像度を上げたい)、できれば今のやり方ではないやり方を見つけてもっと楽しく仕事したい、あたりを考えています。自分と同じ人間はいませんから、自分が感じる問題感を解消するようなツールは誰でもない自分が作るしかありません。そこが自分の研究テーマになっていきました。ほんと、小さな世界ですが。それでも、そこに問題があることは確実ですし、それを解消した世界を見たい、そのための工夫を色々と考えたい、そこだけ考えてやれば、それが研究になるとわかってきたのが最近のことです。

純化し過ぎと言われるかもしれませんが、それぞれがやりたいと思うことをやれば、たぶん、もっと世の中って楽しくなると思うんです。自分ができることを探してよかれと思って何かをする。貢献できるかどうかはわかりませんが、もし、貢献できたらそれはそれで幸せになれるはずです。誰かに必要とされたり、誰かの役に立てていることって人類共通の嬉しみだと思っています。言い過ぎでしょうか。

僕はMakerイベントが好きですね〜。なぜ好きなのか言語化できていませんでしたが。これらのエピソードを聞いてハッキリしたような気がします。Makerイベントに参加している人は、自分がお金や名誉のためではなくただ好きで自分の時間を使って何かを作っている人だと思うんです。こういう人はまさにCOTEN RADIOでいうところの人達だと思うんですね。そういう人は少なからずエネルギーを持っています。その人達と話すことでたくさんエネルギーがもらえます。参加後は必ず「あ〜面白かった!自分も何かやろう」と思えてくるんですね。

でも、こうやって書いてきて気づきましたが、こういう好きなことをやっているコミュニティって色々とありますね。Facebookでよく見かけます。Makerに限らず、そういう方々も好きなことをやっている。それが仕事になれば、大人ってもっともっとカッコよい存在になっていくんだろうなと思います。

なんか小学生の作文みたいなエントリーになりましたが、とりあえず行きの電車で書きました。さあ、ゼミ。