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日々の作業ログです。

今すぐできる!?生産性向上策

4/21の日記CCPMについて書きました。CCPMでは、各タスクについてABPとHPを見積もり、その差をプロジェクト全体のバッファとしてPMが管理します。期限が迫らないと行動しない、という人間の特性を逆手にとった仕組みと言えます。
CCPMを実行するにはWBSを作成しなければなりません。しかし、プロジェクト当初から精度の高いWBSを作成することは時間がかかるだけではなく、外部要因などで困難である場合が多いと思います。

そこで、考えました。

プロジェクト全体期間の10%程度分を、実際の納期より前倒しする

というのはどうでしょう?あまりに無理な期日を設定すると逆にやる気を削いでしまう可能性もありますし、納期が遵守できても品質に影響する可能性があります。一応、上記のHP(90%の確率で達成できる期間)を考え10%程度なら現実的に努力できるはずだと考えました。

プロジェクトの開始前に工程表を作成します。それは実際の納期を期日として、それまでの期間にタスクをはめ込んでいくと思います。学生症候群の例を出すまでもなく、各タスクに期日があれば、よっぽど意識が高いエンジニアでない限り「それまでに完成すればいい」と自分の中で調整することはあるでしょう。10%の期間をバッファとすることで、技術的あるいは外部的な要因によるリスクをある程度回避することが期待できるでしょうし、品質をより高める試験や開発支援ツールの開発などに時間を充てることができるのかも知れません。まぁ、思いつきですが。。。

本学科では3年次に「情報学プロジェクトI/II」という科目がありまして、1年間かけてチームでモノ作りを行う機会があります。本年度、この方策を実施してみたいと思います。最近の学生さんは賢いので「どうせバッファがあるんでしょう?」と言われたらそれまでですが、まずは10%前倒しで完成できるように指導してみたいと思います。