memorandums

日々の作業ログです。

やりぬく力

Lifehacking.jpのこちらの記事より。

成功するには才能の他、壁にぶちあたったときに「やりぬく力」が必要だそうです。その力をGritと呼ぶらしい。その力を身につけるには継続的に「やればできるよ」とポジティブな強制力?に応答する特性をもっているそうです。

「やればできるよ。。。がんばれ! まだまだ大丈夫!」

先日の日記に書いたスーパー教育ママの「才能の出し惜しみをするな!」という言葉に似ているなと思いました。


これで人が育つなら苦労はないと思うのですが。。。私のやり方に問題があるのでしょう。。。


私は、どんなに低い目標でも「やり抜いて欲しい」「こだわりを持って欲しい」「どんなやり方でいいから与えられた納期に間に合わせる気持ちを持って欲しい」と思っています。数学や英語や計算機科学も大切ですが、社会を生きていくのに「責任感(納期意識/プロ意識/自主性)」が一番大切だと私は思うからです。


責任感は、まずは自分のことは自分でするということだと思います。自分に課せられた課題を正確に理解し、与えられた納期までに期待に応える品質の成果を生み出すことです。もちろん、遊びも大切です。遊びが中心と言っても悪くはありません。そのためにも計画が重要だと私は思います。


個人的な話になりますが、昨日、毎日、部活で帰りが遅い中学の子供に、「より良く遊ぶためにも、好きなテレビを見るためにも、計画を立てねばならん」と説教しました。偉そうに言う私は。。。子供の頃にはそんなことを意識したことはありませんでした。でも、このノウハウを知っていると知っていないでは人生も随分違うと思うので、ぶーたれる子供を叩いてまで(もちろんフォローしましたが)やらせました。やったことは、PM流に言えばWBSの作成と工数の見積りとスケジュール表への落とし込みです。


WBSは学校の先生から与えられています。どの教科のどの教材を何ページから何ページまで。。。といった表です。部活が終わって余裕を持って何時間とれるか尋ねました。1日3時間は取れると彼女は言いました。そして、どの教科のどの教材をいつやるかカレンダーに書かせました。もちろん、楽しみにしているイベントや夏祭りや部活の打ち上げなどの日は勉強はなしです。昨日から、その計画にしたがってやり始めているようですが。。。「今日は漢字10ページだ!終わったらアイス食う」といってがんばっていました。いつまで続くかわかりませんが。。。


このノウハウは恐らく社会人の方なら誰しもがやっていることだと思います。調査したわけではありませんが、何とかして仕事を効率的に進めて早く帰っていろいろしたい。。。と思っている人なら様々な工夫をされていると思います。私は社会人、特にPMになったときに毎日個人TODOを作り、それが終われば帰れる!ことを目標に仕事をしました。


PMは設計者やプログラマとは異なり決まった仕事がありませんから工程表が立てにくく終わりのない仕事でありどうしても仕事のキレが悪くなります。「今日、ここまでで帰って良いか?」を判断するためにも、長期的な計画に基づいて、前の帰り際か朝一番に一日のTODOを決めて、その消化に最大限集中し、終わったらスッパリ帰る、ことを目標にしていました。もちろん、いくら準備しても帰れない方が多かったですが。。。それでも精神的には随分楽でした。


何か「計画」「計画」って縛られているようで管理されているようでやだな。。。と思うでしょう。実際に私の子供が「計画しろ!」と言ったときにぶーたれた理由を尋ねると「わかっちゃいるけど面倒だ」ということでした。そりゃそうです。私だって面倒だと思います。でも、経験則から30分くらい頭を使って考えることを面倒だといって惜しむことでかえって面倒なことになるのです。。。


とにかくやってみることだと思います。長期的な計画に則って日々の作業計画が組まれていれば安心して遊べます。そんなことをしなくても安心して遊んでいるよっ!という声が聞こえてきそうですが、そういう無謀な遊びは早めにやめましょう。。。納期を設定し、やるべきことを書き出し、その中のリスクを挙げて、リスクの高いものから優先的に取りかかり、早期にリスクを潰していきます。想定内のリスク要素がすべて潰せれば、もうその計画は1日1日やるだけです。目の前のことだけに集中して倒していきます。どんどん倒して目標に近づくことが意識できるようになれば、もうこのノウハウは貴方のものです。


卒研生には毎年毎年、言い続けるのが空しくなるくらい言い続けていますが、実行できるのはわずか(ゼロに近い。。。)ですね。。。私がやり方が悪いのか。。。そもそも学生に求める方向性が間違っているのか。。。今の私にはわかりません。10年後くらいにはわかるのかも?


でも、鬱陶しいかもしれませんが、私が諦めたらそこでおしまいだと思います。言い続けましょう。「才能の出し惜しみをするなっ!」と(笑)