研究室に行こうと電車待ちしてたら帰省なのかいつも空いているはずの路線が混雑で。。。面倒になり図書館に行くことにしました。
パソコン作業しながら飽きたら合間に眺める本をいくつか手にしてから座ります。
様々な大企業の社史や年史が集められたコーナーがあって、イオンとかふくやとか見てきました。今日、たまたま見つけたのがこれでした。
地元、室蘭市の大企業の1つです。
昔から社名は知ってましたし、何となく特殊鋼を作っていることも知っていました。例えば、大砲。
呉の大和ミュージアムに行ったときにも飾っていました。砲身が。ちなみに写真はアップしてなかったみたいなのでこれです。
こういう特殊な鋼鉄製品をどうやって作るのか想像もできませんが。。。ただ形を作ればいいなら3Dプリンタとかイメージできますが、もちろんそんなわけにはいかないでしょう。強度や品質がどういう根拠で形成されているのかを知らないと製造できないでしょうし、製造したらしたでその製品が確実にその性能があることを検査等によって保証しなければなりません。それこそ専門知識ですね。
日本製鋼所には室蘭だけではなく、横浜や広島にも工場があるそうで、そんなことも知りませんでしたし、知る機会になりました。
歴史には国や人が出てきますが、こんな具合に企業の歴史もなかなかどうして面白いものです。
IT企業はまだまだ歴史の浅い会社が多いかもしれませんがこういう冊子があると流れがわかっていいなぁと思います。
それを見るのは年寄りだけかもしれませんが💦
ちなみに前職の(暴露)本が出ています。
この本で語れる主人公は実は隣に住んでいたというオチでして。。。まぁ凄い人だったらしいです。雲の上の人でしたが。氷河期末期✕準備不足で行き先がなくて困っていたところを拾ってくれた恩人でもあります。
この会社はもうないのですが(吸収合併して社名はなくなった)、面白い会社だったなぁと思います。
そういえばうちの学部も60周年のようです。大学本部は100周年。先日、娘のオーキャンで行った山大は200周年だとか。。。いやはや上には上がいるものです。
流れの早いIT企業では無意味なのかも知れませんが、あとで振り返りたいときに知っている人が存命のうちに沿革を何かの形で残していおくって重要なのかなと思ったりします。
こういう本に触れられるのも図書館の良いところだと思います。
ネットでも見つかるのでしょうけどネットにアクセスした途端、CMの波の飲まれますからね。。。