県立図書館で借りた本。
タイトルに惹かれて手に取りました。
熊代先生の本は2冊目と思います。
家畜化というワードが気になり読みました。概念はわかったけど論理展開が難しかった記憶がありました。
この本はとても読みやすい。
もしかすると年代が新しい本の方が論理の組み立てが精緻化?して一般人には難しくなっているのかもしれません。たかた2冊しか読んでないでいうことではないですが。
若気の至りというのをまさにやってきました。
といっても喫煙や飲酒も20歳を過ぎてからですから派手なことは特にありません。
でも、今思い返すと赤面するようなこともあったし、なんでそんなことをしたのかわからないこともあります。
それが若さなのか。。。何者かになりたかったからゆえなのか。わかりません。
中年を過ぎて会社員?としてあとゴールが見えてきました。
とはいえ、まだまだ何もやれてない感はありますし。。。
何者かになりたいというよりは、何かちゃんと自分が納得できるような成果を出したい(業績とか表彰とかそういうことではなく)。とは思っていますが、なかなかできていません。
というか自分が自分ががまだまだこの年になっても出てきていることを思うと、若いときから変わらない嫁さんの何者かに既になっている感はハンパありません。。。
嫁さんにたまに「ボクチャン」と呼ばれます。
あぁこの人と比べたらボクチャンだよな。。。と思います。
何者かになるということは他の選択肢は捨てたことになると書かれていたような気がします。
そうなんです。
そういうことを自分で決めることそれが大人なんだと思いますし、それが決めきらずにずーっともがいている中二病がボクチャンなんでしょう。。。
まぁ、わかりませんが、そういうボクチャンがたぶん世の中にはたくさんいるんだろうな。。。と思います。
未完成できることは素敵なことだと思いますが、やはりいつまでも落ち着けない、諦めない自分というものなんとも居心地のよいものではありません。
この本はうちの子らにも読ませたいです。
自分自身もちゃんと買って手元においておきたい本です。