入手困難なマスク。とりあえずキッチンペーパーで自作してみたことがありました。
雰囲気作ってみただけでした。材料は入手が容易だけど、フィルタ能力以前に顔との隙間問題がありました。これでは気分だけで実質的な意味がありません。布マスクの方がいいですね。
ちなみに、フィルタ能力が知りたくてあれこれ調べた結果、繰り返し洗ってもいいんじゃね?という結論にたどり着いたこともありました。
でも。。。洗うのはやはり面倒。。。今は、嫁さんが探し回って買ってくれたPITTA MASK(3枚入り)の1枚をずーっと使っています。10回くらい洗いましたが形崩れしません。。。
3Dプリンタのモデルデータを公開してくれた企業さんが。ありがたいです。
印刷してみました。失敗です。。。モデルを倒して印刷すると。。。メッシュ部にサポート材がついてしまい、取り除くとマスクが壊れてしまいます。。。
マスクを立てて印刷してみました。これならOKでした。サポート材はとても取りやすかったです。
ガンガン印刷して配布されば社会貢献できそうですが。。。1時間でやっと1個です。
このような素晴らしい提案をする方も現れました。これはいいですねぇ。。。簡単。ただ、これも僕のと同じく顔との隙間をなくすのは難しそうです。
さらに、昨日みかけたツイートに以下の論文がありました。
Potential utilities of mask wearing and instant hand hygiene for fighting SARS‐CoV‐2
アブストをDeepLで翻訳した文を以下に示します。手洗いが最強ということと、なんとキッチンペーパーでもそれなりの防御が可能とあります。であれば、キッチンペーパー方式でも、マスク入手困難で清潔なマスクをする点では実用的な効果がありそうです。
1.00%の粉せっけん、0.05%の活性塩素、0.25%の次亜塩素酸ナトリウムの活性塩素を含む水に浸した濡れタオルを用いて瞬時に手を拭くと、手からそれぞれ98.36%、96.62%、99.98%のウイルスが除去された。N95マスク、医療用マスク、4層のキッチンペーパーと1層の布で作った手作りマスクでは、エアゾール中のウイルスの99.98%、97.14%、95.15%を遮断できた。多くの研究で支持されている医療用マスクの着用は、他の研究では誤った判断のために反対されていました。これらのデータをもとに、我々はウイルスの指数関数的な広がりを遅らせるために、マスク着用と瞬間的な手指衛生(MIH)のアプローチを提案しています。このMIHアプローチは、7カ国のCOVID-19との戦いの経験に支えられています。
で、再度、自作に挑戦してみました。
SARSのときに買って使わなかったN95マスクが手元に1枚だけ残っていました。
それを型紙として使うことにしました。
用意するものは以下。
- キッチンペーパー(100均)
- マスクから取り外した耳ゴム?
- ホチキス
- 定規
- はさみ
では行きます。
とりあえず1枚だけで作ってみます。
半分に折ります。
ペーパー左側の上から8cmと下から10cmのところに向かって折り目をつけます。折り目に沿ってはさみでチョキチョキします。
次にペーパーの右側の上から6cmと下から8cmのところに印をつけて内側に折り込みます。ちょっとわかりにくいと思いますが。。。
内側に折り込むと以下のようになります。
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あとは、ホチキスで留めていきます。ホットボンドを使うと綺麗に仕上げられますが面倒になるのでホチキスがいいかな、と思います。以下みたいな感じですね。折込んだ部分をどちらかに寄せてパチっと留めてしまいます。
オリジナルのマスクと比較するとこんな感じです。
つけてみるとこんな感じです。最初に作ったバージョンよりは顔との隙間が少なくなっていい感じです。キッチンペーパー1枚だとちょっと頼りないですが意外と丈夫です。
使い捨てマスクのゴム紐は取り外してとっておくと。。。いいですねぇ。面倒ですが。
<追記>
キッチンペーパーを4枚重ねて同じように作ってみました。ただ、厚いので折り込むのは無理(というか面倒)でした。周りを切ってあとはホチキスで留めてみました。見た目は悪いですが、装着感はかなりいいです。市販のマスクよりガッチリしています。N95マスクのガッチリ感に近いです。
<追記2>
調子に乗って動画も作ってみました。腕毛がきちゃないですね。。。ごめんなさい。