マスクはどこにあるのでしょう?
通勤時に時間をみつけてあちこちのドラッグストアに立ち寄りますがどこも「空」。同じようなことをしている方が全国に(全世界?)にいると思います。
政府からマスク増産の指示が出ましたが、そんなにすぐに反映されるか。。。と考えると期待薄です。
そもそも、マスクが増産されたとしても、まずは抵抗力の低い高齢者や常に感染リスクと隣り合わせの医療関係者に行き渡るべきでしょうし、品薄状態は今後も続くでしょう。。。
売ってないなら作れば?
無ければ作ればいいじゃん。。。メイカーなら誰でも思うでしょう。
自作マスクもいろいろと情報があります。みなさん、何とかしたいという気持ちからだと思います。
一方で、そういうマスクは効果がないとか危険という情報も見かけます。
わざわざランダム化比較試験の結果、効果がないことが示されていると訴えるエントリーも見かけました。
そりゃ、専門家からすればなんちゃってマスクなんてリスクでしかない。。。ってのはわかりますが。
だったらどうすればいいのか?そこまで踏み込まないと意味ないじゃん。。。って思うわけです。
自作マスクの例
ググるとたくさん出てきます。今回に始まったことではなくSARSの時期にも同様のことがあったのですね。。。もう忘れてしまいましたが。
製紙会社による情報です。
www.daifuji.co.jp
布マスク、可愛いですねぇ。僕が小さい頃はガーゼのマスクしなかった。
maidonanews.jp
やってみたって感じがとてもいいです。
note.com
YouTubeには自作マスク動画がたくさんあります。
www.youtube.com
フォローしている山岡先生のツイート。さすがです。レーザーカッターでダイソーのスポンジシートをカットされています。僕もこういうのやりたかったです。
マスクが手に入らないので、レーザーカッターで自作してみました。
— 山岡 潤一 Junichi Yamaoka (@jun1chi) February 19, 2020
ダイソーのスポンジシートをレーザーカッターでカットして、熱接着して、よく見る立体マスクに。(ちょっと厚手なのと隙間あるので自己責任で) pic.twitter.com/BMuUHfv1bM
僕も作ってみた
まず考えたこと
まず、マスクの素材をどうするか。。。です。マスクを分解してみると不織布の中にフィルターっぽいものが入っています。フィルターだけ別売されていればいいのですが。。。見つかりませんでした。代用品があればいいのですが、フィルター機能について検証済みの素材はわかりませんでした。どの素材を選択しても市販のマスクのようにはいかないだろうということは想像がつきます。
であれば、通気性はそこそこありつつも、続けて着用すると菌の付着も考えられますから、毎日交換することを考えると、できるだけ安く、手に入りやすく、作りやすく、あと大事なのは見た目が市販のマスクと違いがわかりにくいもの(←これ実は一番大事じゃないでしょうか?自作した人はたくさんいるようですが、実際に使っている人ってどれくらいいるのかなぁ。。。って思います)。。。という条件がまとまりました。
材料
- グルーガン(ダイソーにも売ってますね、僕は持っていたのでそれを使いました)
- キッチンペーパー(ペーパータオルという似たような商品がありますが紙が固いのと小さいので使いにくいと思います)
- 毛糸(35cmを2本)
- ワイヤー(コードを止めるのに付属してくるやつ、園芸コーナーにも売ってますね)
キッチンペーパーのロールから1枚分とり赤の部分をグルーガンで塗ります。スティックのりでもいけると思いますが、グルーガンの方が強力で早く接着できます。
グルーが冷めないうちに半分にパタッと折ります。
鼻の凹凸にフィットするようにワイヤーを下図のように置いて、紙を折り込みグルーガンで接着します。
毛糸を結び、結び目をグルーガンで固めます。
赤いところをグルーガンで接着して折り込みます。
とりあえず以下のような感じになります。市販のマスクは折り込んでヒダが作られていますが。。。実際につけてみた感じではあってもなくても大きな差は感じられませんでした。
つけてみたのが以下です。他人の顔をマジマジとみることはないでしょうから、これくらいなら市販のマスクをつけているかのようで恥ずかしくはないのではないかと思います。
改善点
ワイヤーのお陰で鼻のフィット感はいいです。マスク上部に息が抜けることはありません。ただ、毛糸が伸び縮みしないのでマスクの横や下の隙間はあります。マスクの紐を市販のマスクのものを使用するとか。。。改善が必要です。そもそも、キッチンペーパーでどの程度の効果があるのか微妙ですが。。。