memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

ポジティブシンキング

面白そうな記事だったので就寝前に読んでみました。読みながらメモしたことをざーっと書いてみます。

Link: Why Do Some People Learn Faster?(Wired)

人は何か失敗すると2つの脳波(パターン?)が観測されるそうです。1つは失敗の50ミリ秒後に観測されるerror-related negativity (ERN)と呼ばれる脳波。100〜500ミリ秒後に観測されるerror positivity (Pe)と呼ばれる脳波です。効果的に学習できる人は最初のERNが大きく、Peが持続的だそうです。

「自分の能力には限界があると考える人」は「自分の能力には限界はなく成長し続けられると考える人」より上記のPeの振れ幅が1/3だそうで。限界があると考える人は失敗したときに「また失敗した」と考え振り返らない。限界がないと考える人は失敗したときに成長するチャンスと考えるらしいです。

さらに学校での実験について書かれています。

学生を2つのグループ(A,B)にわけて簡単な問題を解かせたそうです。Aグループには作業後に「こんなにできるなんて君頭いいねー」と、Bグループには「大変だったでしょう?よくがんばったね」と声をかけたそうです。

次に2種類の問題を選択させたそうです。1つは最初より難しい問題、もう1つは易しい問題。Aグループは易しい問題を、Bグループは難しい問題を選択したそうです。

面白いですね。。。

Aグループは良い点を取りたい。。。そのために失敗はしたくない。。。易しい問題を選択する。Bグループは一生懸命やれば褒められる。結果は求めない。

最後に最初の問題と同じレベルの問題を2つのグループに出題したそうです。結果はAグループは最初の結果より20%近くも落ち込み、Bグループは30%近く上昇したそうです。

褒めればいいってものではない。難しいですね。。。でもこの記事(研究)の言わんとしていることは、たくさん失敗すればそれだけ失敗から学ぶ可能性が高まり能力を向上したり上達する可能性が増えるということだと思います。そのためには失敗を容認しチャレンジしつづけるサポートが必要なんだな。。。ということが見えてきます。

学生のみなさん、たくさん失敗しましょう!でも誰だって失敗したくないですよね。。。わざと失敗する人はいませんしね。でももし失敗したら思いっきり落ち込んでそして冷静になって次は失敗しないようにするにはどうすればいいか考えてみましょうかね。

お金は大切ですが、それと同じくらい(それ以上に)自分自身の能力(単に勉強ができるという意味ではない)を高めることは自分の希望する人生を選択できる可能性を広げることができると思います。

僕もがんばらなくっちゃ。。。おっちょこちょいでこの歳になっても日々失敗の連続ですが、失敗は成功の素というか成長のチャンスと考え失敗から学ばないといけませんね。失敗直後の0.5秒後の考え方(気の持ち方)を意識してプラスに持っていきましょう。もしかすると人生が変わるかも?

もちろん健康も大切ですよー。ネトゲはほどほどに。