memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

Metaアプリ開発は辛い

アプリ開発といっても本当にちょっとサンプルに毛も生えない程度のことをやろう(確かめよう)として3日間があっという間に過ぎてしまった。

パススルー映像を使って遠隔の利用者間で情報共有しようという話し。ちなみにこれはMetaの規約では許されていない。プライバシーに問題があるから。

ただ、実験であれば了承を得た2ユーザ間の話しなので実験程度であれば許容されるだろうという見込み。

ちなみに今、ほぼ終電。これが毎日だった。。。

ちなみにこれは卒業研究のテーマ。ただ、学生くんにそもそもできないことを課しているとすればまずいので一応、教員も実行可能性を確認しようという話しだった。

Oculus Integrationの時代から触ってはいた。ハンドトラッキングが出てきて掴むのも難しいものだなとあれこれ試行錯誤したこともあった。

ただ、時代はMeta。Oculusはどこへやら。

SDKも色々変わっている様相。さらにOpenXRへの対応。さらにパススルーAPIは最近やっと出てきたAPI。Unity6の登場。組み合わせがありすぎる。。。

色々まずい雰囲気が漂っている題材。要は枯れてないのだった。

あたりをつけるだけで数日吹っ飛んでいった。俺は何をしているんだろう。。。という気持ちになる。

AIの情報はもちろん、ネットの情報も様々。古いものが多い。v77になってそういう情報はほとんど見られない。頼みのフレームシンセシスさんもちょっと古い(古くても問題ないという判断なのだと思う)。

ビルディングブロックという素敵な機能も中身がどうなっているかさっぱりなのだけど、それでもその環境で動作することが保証されているとすれば楽になる。頑張って使い方を学ぼうとするがドキュメントがほとんどない。公式のものも足りない。

デバッグ情報もほとんど出てこないしわからない。

さらにMeta Linkを使うとこれまたパススルーと相性が悪いので使えなくはないけど「こうすればこうなる」がない。

Linkアプリを再起動したり、PCを再起動したり、Unityを再起動したり、あらゆる組み合わせてを試すしかない。まさにブラックボックステスト。。。時間だけが過ぎていく。

こんな環境でプロはXRアプリを開発しているのだとすると本当に本当に尊敬する。もちろんプロはビルディングブロックなんて使わないのだろうけど。

ただ、このUnityとMetaのセットもなんか限界を感じる。。。何かするたびにFix、Applyが出てくる。そもそもそういう不都合を完全に検知できるならいいが、組み合わせが恐ろしいほどあるはずで、そういうのをすべて検証しているとは思えない。

そもそもFixしなければならないようなことが起きないことが望ましいし(確かにFixと出てもFixしてはいけない場合もあるので開発者に選択を求めるのは筋としては間違っていないのだろうけど)、そういう知識がなく使おうとしているユーザには全部適用でいいじゃん。。。ということになる。

あーーー辛い。

これなら着実に前進できる手順だけ示してくれたらどんなに幸せだろうと思う。。。パススルーもGitHubでサンプルが公開されている。これを利用して応用プロジェクトしている人が多い。

でもなぁ。。。新規プロジェクトから作成したって動くようにして欲しい。。。

恐ろしいのは、単にCameraRigをつけただけなのにHMDを傾けても視界がかわらない(Questがただのモニターになっている)ということもある。この原因はいまだにわからない。Unityプロジェクトを何度作り直しても同じ結果になる。

一方、たまに正しく動作することもある。。。

そんな基本的なことさえ動いたり動かなかったりする状況でパススルーAPIを使うなんても考えただけで萎える。。。

クロス開発あるあるなのだろうけど、あまりにわからなすぎてどうにもこうにもならない。

どこから手をつければいいのだろう?