卒業研究にVRを取り入れたのはDK1が出た頃。興味はあったけどそれまでのVRは専用の部屋が必要だった。そこまでしてやるようなアプリは考えつかなかったし予算獲得してまでやろうとは思ってもいなかった。
その後、GPUが必要だという理由で、Macが開発環境から外れてしまったので興味を失ったが、Oculus GOの登場のお陰でMacやUnityが対応してくれて、学生でも手軽に扱える環境が整った。本当にありがたい方針転換だった（転換したのかそもそもそこを狙って成長させてきたのかまでは知らない）。
その後、ご存知の通り、Quest1が出て、2が出て、Proが出て、3が出た。その間、Hololensも出て多様化が進んだ。
PS VRとかARでいうとその他のメガネもあるけどやはり産業用。Hololensもチームが解散して亡きものになってしまったし。
とりあえずQuest3とProでAR/VRのアプリ開発はできる。
ただ、これもMeta社が買い取ってデバイスを安価にして普及戦略を取ってくれたからであり、利用者がそれなりに増えたからアプリ売上も上昇傾向になったんだと思う。
MoguraVRさんの以下の記事をみてまた安心している。XREALもいまいちだし。。。やはりQuestか。
Apple Visonに期待するものはないし。。。
個人的には解像度を上げる前に、小型化、薄化、軽量化が急務だとは思う。
VRがこれ以上、没入感を増す前に、今の状態でもっと軽量にして欲しい。
やはり現状ではゴツいし長時間使用すると首が痛くなる（最近、運動不足だからBeat Saberをやりはじめて肩こりがひどくなった、恐らくHMDのせいだろう）。
XREALを購入して改めてわかった。
ARは実用にはならない。歩きながら使ったが見たいところに映像があるのはとても危険だった。映像は脇役なんだと思う。アプリ次第じゃんと思うけど。。。そもそも画面が視界の中央にくる設計になっている。それでは危ない。映像を端に寄せようにも視野角が狭いからどうしても常に視界に入ってしまう。
つまり、現状のデザインの問題だと思う。あの有名な先生のように単眼HMDでいいんじゃないかと思う。そして情報提示はあくまでスカウター的脇役な情報だけでよいかと。
そんなデバイスが登場すればいいのだが。。。その兆しはない。
頼みの綱はMetaくらいだろうと思う。
Metaが撤退したら。。。もうこの研究はできなくなるんだろうな。。。と思う。
結構、危うい。
