memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

Chrome Remote Desktopがなかなかインストールできなくて困った件(Win11) → 解決したけどね

まえおき

自宅等で文献調査しているときに大学で契約している電子ジャーナルにアクセスしたくなるときがある。IP認証しているので学外からではアクセスできない。そういうときはChrome Remote Desktopが役立つ。本当にありがたいサービス。

このサービスを利用するには学内のPCを起動してログインする必要があるのだが、これまでは研究室の古くなったMac mini を使用したり、これも使わなくなったMacbookを利用してきた。ちなみにMacの電源を入れるにはSwitchbotを利用している。

ただ、Mac miniのときは特に問題なかったのだが、Macbookにしてからどうも調子が悪い。というかSwitchbotで起動してログイン画面が出てもRemote Desktopが使える状態にならない。セットアップでなんとかなるのだろうか?わからない。

何とかしておきたいな。。。と思って考えてみると研究室にはWindowsマシンが別にあったことを思い出した。デスクトップである。Windowsしか動作しないアプリもたまにあるので検証用に一応GPUを積んだマシンを購入しておいた。

Switchbotをデスクトップの電源ボタンの脇に設置して動作することを確認した。いけるなぁ。

続いて、WindowsにRemote Desktopをいれてさっさと終わろうと思ったのである。。。しかし。

ChromeでRemote DesktopnのURLを開いて普通にセットアップをしていこうとすると。。。なぜかインストールの途中で以下の画面が出て、パッケージがないんですけど。。。と怒られる。知らねーよ。。。

確かにパスをたどってもそんなファイルはないことがわかる。

どーすりゃいいんだ?

あれこれ調べたら似たような件があがっていた。

support.google.com

support.google.com

対処方法としては、Chromeをいったん削除して再インストールすればいいよ、という程度の助言だった。

もちろん、藁にもすがりたいのでやってみた。。。だめだった。閲覧履歴を削除したり、Chromeからログアウトして同期を切って再起動したり、Googleディレクトリ内にChrome Remote Desktopというディレクトリ(下図)があったので削除してみた。でも、ダメだった。。。

色々やっていくうちに原因がわかった。上記の2番目がヒントになった。

Chromeだけ削除しても、あいかわらずChome Remote Desktop Hostだけは存在し続けている(ファイルなんてないけどWindowsがあると認識している)わけである(下図)。管理しているファイルと状態管理しているファイル(要はレジストリ)の不一致、あるあるである。。。

もう、こうなったらレジストリをいじるしかない。

対処方法

レジストリをいじるとパソコンが起動しなくなったり危険なので具体的な手順は示さない。要点だけ書く。

  • レジストリエディタを起動する。
  • 検索機能で「Chome Remote Desktop Host」を検索する。
  • パスにInstallerとかあるものはキーごと削除する(←ここは危険なのでわかった人だけやる、わからない人はわかる人に見てもらう)。3個くらい消したような気がする。icoとかFirewallとかはどうでもいいのでそのままにしておいた。消しても問題はないと思うけど。
  • PCを再起動する。

レジストリのキーを削除すると、上記のインストール済みのアプリから「Chome Remote Desktop Host」がきれいになくなっていることを確認する。

あとは(Chromeをアンインストールしていたのであれば)Chromeを再インストールしてログインして、普通にChome Remote Desktopのインストール画面を開いて(下記のURLをクリックすればよいはず)、インストールボタンを押せばインストーラがダウンロードされて、インストールが何事もなかったように進んでインストール完了する。

https://remotedesktop.google.com/access/?hl=ja

原因は、上記の画像にも書いているけど、2023/11/28にいれたChrome Remote Desktop Host の120.0.6099.8というやつがアンインストールされずに残っていたこと、でした 。なぜ残っていたのかは不明。おそらくバグ。

とりあえず、リモートデスクトップが使えるようになったので嬉しい。

解決した、というか自分で掘った穴に自分で落ちただけ、という話でした。

おしまい。