memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

社会人のためのデータサイエンス演習、おわった。。。

県立図書館に行ったときにたまたま見たポスターにあったので参加してみました。どんなプラットフォームでやっているんだろう?とかどんな授業をしてどんな課題を出しているのだろうか?など、まぁ、邪な考えですね。。。

gacco.org

で、やっと最終課題を終えました。〆切は11日らしいですので何とかその前に終えることができました。そのうち修了証が発行されるらしいです。

この講座、政府の支援(助成金?補助金?)を受けているらしく、無料で受けられました。gakkoというドコモが提供するプラットフォームの上で講義資料や動画や問題にチャレンジできました。

で、5週間くらいにわたって講義があったんですが。。。最初は動画を見ていたのですがだんだん面倒になって講義資料(PDF)をざーっと読んで問題を解くようになり、最後の方はもう資料も見ないで課題だけ解くようになりました(笑) できない学生そのものです。。。いや、勝手に教員が「できない学生」と思い込んでいる学生 と言った方が失礼がないでしょう。

この内容は非常勤でも扱っている内容なので、一般的な予備知識があまりない社会人にどう教えるのか興味がありました。それもまあまあ良かったのですが、何より良かったのは「学生の気持ちを理解できたこと」だったと思います

我々大人は、学生の学びや学んでいるときの気持ちも忘れていることが多いと思うんです。せっかく高いお金だして塾に通わせているのに全然成績が伸びないとか。。。そういう声ってあちこちから聞こえてきます。その気持ちももちろんわかります。

でもです。

やっぱり、勉強ってまずは「やらされるもの」なんだと思うんです。ある場面では積極的になれる場面もあるとは思うのですが、それは自分の収入や人格や評判に何かしら関係のあるものではありません。できてもできないても自己責任だし、できるっていう感覚もそもそもテストでしか測れないので本当に実力が上がっているのかすらも認識できないでしょう。普通の子どもなら。そんな状態だけど、とにかく志望校に受かるためには勉強しなければならなかったり進級したり卒業するためには課題を出してちゃんと単位を取らなければならないんですね。。。

それらすべて「やらされるもの」なんです。

社会人も仕事は「やらされるもの」ではあるんでしょうけど、それでも、そこで頑張って結果を出さないと認めてもらえないから昇給や昇進することが難しくなります。そこは学生とは違って直接自分の生活に影響があります。その切実さはやはり自分自身の研鑽に繋がっていくんだと思うんです。それはもう「やらされるもの」ではなくて「やらなければならいもの」に変わっていくものだと思うんです。社会人と学生の違いはそこにあると思っています。「やらなければならいもの」はもっと極めれば「やるべきもの」、そしてもっと好循環してけば「やりたいもの」「極めたいもの」「上達したいもの」に変わっていくでしょう。

もちろん、学生であっても考え方がうまい学生さんはそういう考え方を変えることができると思うんですけどね。。。でも、「初学者」にとってはそこまでの考えは行き届かないので「やらされるもの」なのだからできるだけ早く楽に終わらせたいと思うのは自然だと思うんですね。言い過ぎでしょうか?だったらごめんなさい。

でも、この講座を体験してみて何となくそんな感覚がフツフツと湧いてきました。忙しさもあったと思います。俺は一体何のために時間を使ってこんなことをやっているんだろう。。。って気持ちになってきたりしました。

特に最終課題は問題数も多くてめんどくせーといいながらやっていました。たぶん、「やらされている」という気持ちで課題をやっている学生さんの多くはそういう気持ちなんだろうな。。。と思いました。

その課題がいかにその後の人生に役立つような内容であったとしても。そんなことはその時点では関係ないんですね。。。早く終わりたいっていう気持ちがあるわけですから。

その気持ちを感覚を思い起こすことができたことがこの講座に参加して得た最大の収穫だったと思います。

ありがとうございました。

でわ!