卒業研究でAR Foundationを使おうとしていう学生さんがUnity Editorをインストールできず困っていました。静観していたのですがゼミ報告で同じ内容が続いたので「一緒にやろうか?」となりました。
作業してみると学生さんの苦悩が見えてきます。
あーこれは難しい。彼が授業に行っている間に1時間くらい格闘しましたがよくわかりません。
状況としては、Unity HubでUnity Editorをインストールしようとすると、インストール途中(というか初っ端)で「Validation Failed」というエラーで止まってしまいます。ネットでは同じような件が多数報告されていました。
Unity Hubをダウングレードしてもダメ。Editorを直接入れてもダメ。うーん。。。Hubがハマる原因になろうとはね。。。
Editorをインストールする直前に以下のダイアログが表示されるのがポイントでした。
ここで「はい」を選択するとしばらくするとすぐにエラーになります。ということはこのコマンドプロンプトで実行しているスクリプトが問題のように見えます。
コマンド名もパス名もすべてダブルクォーテーションでくくっているのでユーザ名が氏名の間に空白が空いていても問題ないはずです。
色々やって結局、状況変わらず。万策尽きた。。。
授業から帰ってきた学生くんに「ダメ元でユーザ名をスペースなしにしてみたら?」と。
やってもらうとエラーがなくなりました。
何が「Validation Failed」なんだか。。。なんとも情けないエラーです。プロらしくない。
というか、そもそもWindowsのアカウント登録を氏名にしていて、1年生のときによくわからず氏名を真面目にいれた結果、ユーザ名が「氏 名」になったわけです。ユーザに落ち度は全くありません。
それなのに動かない状況が生じるわけです。
悪いのはUnityのインストールスクリプトの開発者でしょうか?
僕はマイクロソフトだと思うのです。
ローカルアカウントを排除してマイクロソフトアカウントを強制するようになっているならなおさら、アプリケーション開発者のせいでこういう事態が起きないようにすべきなんだろうと思うのです。
無理なことを言っているかもしれませんが。Windowsはまだまだ玄人向けのOSなんだな、と思うわけです。個人的に。
本当に本当に優秀な技術者集団のマイクロソフトです。もう既存のWindowsは捨てて新しくOS作ればいいのになぁ。。。と思うのです。それまではMacを使いましょう。