memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

PaperpileからSciwheelという代替サービスに乗り換えようとしたもののPaperpileの素晴らしさを知り戻るの巻

2021年3月からPaperpileの利用をはじめました.

きっかけは確かそれまで利用していたMendelyがモバイルサービスをディスコンしたから,だったと思います.

blog.mendeley.com

普段はMacでブラウザで見れれば十分なのですが,移動中にはAndroidスマホやAndroidOSのBOOXという電子ペーパータブレットで論文読むこともあるので,やはりモバイル対応は欲しいところです.

それまでMendeleyを無料で使ってきたので文句を言うのは筋違いですからね...

ということで,代替サービスを探したらPaperpileというサービスが見つかりました.Wikipediaによると2012には立ち上がっていたようですが...知らなかったんですね.

Paperpileはもう本当に神サービスです.UIもWebとアプリの使い方もライトでスムーズそのもの.ZetroとかEndnoteとか有名どころはありますが,やはりUIというかアプリの作りが古い...こうやりたい,という操作ができません.その点,Paperpileは我々が普段利用しているGoogleSNS系の最新サービスとなんら変わらない操作感が得られます.

で,今朝,ちょっと文献整理をしていたところ,「文献管理といってもそもそも入れたことさえ忘れてしまうので,結局,自分の論文を管理するくらいしか使えてないな...なら別に他の無料サービスでもいいんじゃね?」と思ったんですね.「ふと」です.これが無駄時間の始まりでした.

いつものように「Paperpile alternative」でググるとそれっぽい推薦ページが出てくるので見ていると,Sciwheelという見たことないサービスがありました.実際にページにアクセスしてみると,それこそ今っぽいUIでした.これはいい!と思い,1時間くらいかけてbibtexなどでデータを移行し,Paperpileはサブスクを停止し...とやったんですね.

でも,よーく調べるとダメでした.

Sciwheelでは文献をわけて管理するのにプロジェクトというフォルダのようなものが利用できるのですが無料アカウントでは3つまでしか登録できません.Schwheelがいいなと思ったのは「タグ」づけできるので,フォルダの制限は無視してタグクリックでそのときどきの研究内容の文献を整理できるな...と思ったからでした.

でも,ダメだったんです.Androidアプリも提供されているのですが,このアプリでは「タグ」が使えないんです...これはわかりにくい.もしタグを活かしてしまうとサブスクする人がいなくなるでしょうからね...考えてみれば当然です.ちなみに,Sciwheelは月額6.99ドル以上,ほぼ千円です.Paperpileは2.99ドルです.半額ですね...Schwheelに移行する意味はないですね...ということです.

mendeleyに戻そうとかも考えましたが,それも元々の経緯を考えると全く意味がありません.

ということで「観念」しました.Paperpileさんが今のところ私の使い方的にはベストということでした.

ということで,サブスクをやめたのをやめまして,文献もとりあえず戻せるものは戻しました.

ただの時間の無駄でした...

Paperpileサイコーということで.

おしまい!