memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

日本語版DeepLが欲しい...

日本語版DeepLがあるというわけではないのでご注意を...欲しいという声だけです.

ごく最近ですが,必要に迫られて英語で論文を書き始めています.昨年は2本書いて発表しました.そんな気になったのもDeepLやGrammarlyの存在は大きいです.DeepLやGrammarlyの解説は色々なところでありますのでそちらを見ていただければと思います.

DeepLでは英語に変換されることを想定した日本語を書けばサクッといい感じの文章にしてくれます.気に食わなければ単語をクリックするだけで別の言い換えが出てきます.この候補順は恐らくデータベースの出現頻度によるのでしょう.英語でそういう言い方をするかチェックするときによくGoogleでのキーワード検索の件数を参考にしますが,それを裏で自動的にやってくれる感じです.楽ちんそのものです.

細かい点はネイティブチェックで確認しますので,とりあえずいいたいことを短時間で変換できるだけでどれらけ時間が短縮できるか...何より心理的なハードルが下がります.仕上げにGrammarlyでチェックしてとりあえずは文法的に問題がないことがわかれば安心できます.

ここから英語ではなく日本語の話しになります.日本人だから日本語くらい書けるだろう...と思うでしょうけど,それはそれで難しいですね...論文とまで行かなくても技術文章を書いた経験があればわかるかと思います.口語ではなく文語として伝えたいメッセージをできるだけ短い文章にする必要があります.要はテクニカルライティングっていうやつです.

今,地方の研究会向けに論文投稿しようとしているのですが,やはりアブストラクトを書くのが難しい.日本語であっても,です.

だらだらと書けばなんとなく雰囲気を伝える文章はすぐにできるんですが(←このブログもそうですね...だらだら書いています),とにかく短い言葉でいうこと.そのためには,本当に大事な伝えるべきことを言葉に置き換えて文章にしていかなければなりません.

頭の中にある研究の流れのイメージを言葉にして並べていきます.単語の選択,単語の並びの選択,あーでもないこーでもないとやります.もっとスッキリ言えるはずだ...と思いながら自分で作った文章を練っていきます.

もっと頭がよければ頭の中で情報を整理して短時間にアウトプットできるのでしょうけど...僕の場合は頭の中で情報操作するのが苦手なようで,何かに書き出してあれこれやる時間が必要になります.

こういう作業を支援してくれる校正支援ツールが欲しくなりますね.

と思って何か良いツールがないか探しましたがすぐには見つかりませんでした.

自分がそれまで研究でメモしてきた情報を学習して,その中から必要な単語を拾い出して文章にしてくれる...そしてその語順や単語選択を色々と切り替えて試行錯誤を楽にしてくれるようなツール...作れそうな気もするけど,書き出してはいない頭の中にある言葉もあるのでそのあたりは世の中の文章を学習した結果が欲しくなる気もしますね...

という世間話的な話しでした.