自動運転とかにLLMを融合させる研究が流行っていると聞き、そのときはどうもピンと来なかった。しかし、運転制御が多層構造になっていたとして(OSI7階層的なイメージ)、下位レイヤの制御が成熟するとより高次な処理が可能になるのは当然でそういう要件を満たすような研究開発に意義が見出されるということは理解できる。やっとだけど。。。我ながら頭が固い。
さて、1つ論文を書き終えて校正業者に回したところ。今回はいずれも国際会議ではなくジャーナルなので〆切に追われていないため研究費をできるだけ節約するため時間の長いやつを選択した。
で、返ってくるまで時間があるので次の論文に取り掛かっているところ。まずは文献調査。英語論文も読み慣れていてストレス無く読めるようになるのかと思っていたけど全然そんなことはなくやはり一定の時間と精神力を必要とする作業になる。考えてみれば当然で日本語で書かれた本を読むのだってそれ相当の時間がかかるわけで。だから要約本とか要約サービスやYouTubeチャネルが盛り上がったりするわけで。
論文を飛ばし読みするためPDFをGoogle翻訳にかけられることをいまさら知ったのでやってみたら。。。なぜか英文の上に日本語文が重なって見にくい状態になる。Googleドキュメントで開いてテキストを取り出して翻訳しようかとも思ったけど手間がかかる。DeepLも以前、少しだけ課金していたんだけど短文に分割すれば無料でもいいなと思って解約してしまった。。。そこでなにか代替のサービスがないかぐぐっていたわけである。本業のツールなんだからお金を惜しんでどうするという感じもするけど。
で、以前からブックマークしていたChatPDFがいいらしい、と知る。ちなみにChatGPTに課金していればPDFもまるごと翻訳してくれたりするらしいが。。。これも課金していないので利用できない。
今回、このChatPDFをちょっと真面目に使ってみた。
PDFファイルをドラッグ&ドロップするとすぐに解析が始まって結果が表示される。質問文例も2,3表示されるのでクエリをいちいち打たなくてもとりあえず要約程度のことは知れる。英文を読むのが面倒であればDeepLにコピペして翻訳が見れる(要約文なので文字数が少なくDeepL無料版でも問題なく使える)。
そこで、試しに、校正業者に出した自分の論文を解析させてみた。いや。。。見ごとにポイントを押さえた結果が返ってきた。
面白いと思ったのはWhat are the weakness of this study?に対する返しだった。これから投稿するのでちょっと具体例は示せないがこれも的確だった。
あと、Are there any hard-to-read parts of this paper?という質問の返しも的確だった。修正方法も聞いてみるとちゃんと例を答えてくれた。
これってまるで査読じゃん。。。と思った。査読者はこれ使っているかもなぁ。。。とも。それこそ査読コメントを書いてとお願いすればやってくれるだろうし。。。
ある分野のある雑誌の査読者を想定したAIがあってそのAIを突破したら人間が見るとか。。。そんな時代が来そうである。ジャーナルだけではなく、そもそも卒研指導とかでもこういうやりとりができるようになれば。。。人間の負担は相当に下げられるはず。負担が減ると一緒に苦労するという場面が少なくなって。。。なんかAIに教わった、という時代がすぐに来そうな気もしてきた。LLMが発達すればするほどこういうやりとりが自然になるだろうし、あるレベルの知識処理の指導については十分にこなせるだろうと思う。しかも、その理由を明確に提示できるのだろうし。ともすると人であれば何となく読みにくいと思っていることもあって、それを明快に答えられない可能性もあるわけで。
文献調査のつもりが脱線した。調査を続けよう。ChatPDFとともに。あ、でもこれって回数制限がないのかな。。。いつも文献調査のときに利用していたSCISPACEは日当たりの回数制限があって。。。課金しないとダメだな。。。と思っていたけど。今のところ怒られていない。
追記:1日に質問できるのは50回までらしい。そりゃそうだろうね。。。質問も精査していかないと。