ゼミ室でのカラー印刷用に導入した安価なインクジェットプリンタです。製造年をみると2011年とのこと。。。もう7年前の機種になります。
自室のインクジェットプリンタが使えなくなって、カラーレーザーの発色が全く悪く(LP-S5000)、もういまどきインクジェットで十分じゃん。。。と思い、ゼミ室から自室に持ってきて2年くらい使っていました。
とりあえず原紙を印刷する程度なので印字できれば十分です。
配布資料には学科のカラーコピー機で印刷するので速度は不要です。
明後日の講義用の資料を印刷しようとプリンターを動かしていると1枚印刷が終わったところで急に電源ランプが消えて動作が停止しました。。。
最初はコンセントが抜けたのかな?と思ったのですが挿しなおしてもダメ。
サポートページに「電源ケーブルを抜いて2分待ってから再起動しては?」と書かれいていたのでやってみたけどダメ。
安価で古いプリンタですので、これを修理すると修理代の方が高くなりそうです。
しかたがなくいつもの分解作業を開始。
驚いたのは表面にはネジが全くありません。
多くの製品はネジをうまく隠しているのですが、それすらありません。
いくつかスポットを見つけたので、ドライバーなど差し込むと抜けたりしました。要はプラモデルです。凄いです。
最初に電源モジュールがイカれたのでは?と思い、本体から抜き取り、特殊なボックスレンチ?が必要そうでしたが、無理やり挟んでネジを回して開けました。
電源回路はこんな感じ。100Vを12Vに降圧しているようですが、テスターで測るとちゃんと12Vありました。電源は問題なさそう。
となると、次はスイッチ(最も可動している部分かも?)です。
青白の5本のコネクタがさきほどの電源回路のケーブルと同じだったのでその電圧を測るとビンゴでした。マイコン部?に正常に給電されているようです。
スイッチの方もばらして、スイッチを介さず、直接、回路を短絡してみましたが、動作は変わりませんでした。
もう私の知識ではどうにもなりません。
最近はまたプリンタも安くやっていますので、買い換え時ってことですね。