Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ) Toy-Con 01: Variety Kit - Switch
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: Video Game
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ニンテンドーラボは発売前から知っていましたが、あんまり興味がありませんでした。
発売後、しばらくしてからやっと「子供向けのモノづくりを楽しむスターターキットとして最適では?」と思い、Amazonでポチっりました。
小3の子供が欲しがっていたのは知っていましたので、到着して見せたときはずいぶんと喜んでくれました。
それから1,2週間くらい、子供が暇を見つけて少しずつ作っていました。
私はそんな姿を見るだけで十分でした。
今日の夕方に、スマホのGoogleの推薦記事?を見ていたら、ニンテンドーラボにプログラミング機能があることを知りました。
動画をいくつかみると楽しそう。IRカメラを使ってのプログラミングもできるとか。3ビットCPUを作った猛者がいることも。
「おーこれはやっておかねば。。。」と思い、子供から取り上げてあれこれやっていました。
IRマーカーがなかなか表示されず苦労しましたが、原因はわかりませんが、急にマーカーが表示されるようになり、スポイトの使い方もわかったところで、とりあえずネタが思いつかないので中断しまして、せっかくなので何かプログラムを作ってみようと思いました。
で、とりあえずキッチンタイマー的なものを作ってみようと。
できたのが以下です。
パズル的で面白いですね。
こんなもの作れるわい、という方はここで終了です。
作ってみたいな。。。でも、わかんないという人はもしよければ先をお読みください。
ちょっと説明してみます。
回路は以下のようになります。
(1)は入力部品で本体が上向きに置かれている状態でONを出力します。
で、この出力を(2)のタイマーに接続します。タイマーは1秒に設定しています。1秒経過したら出力がONになります。
この出力を(3)のカウンター(+)に接続することで、1秒ごとにカウンターの値がアップしていきます。カウンターの上限は60にしました。
このカウンターの出力を(4)の出力部品である「画面をひからせる」の入力に接続します。画面を光らせるは「のびる」を選択しています。カウンターの値に応じて白い部分が右方向に伸びていきます。
(5)のスポイトを「画面をひからせる」の右端に置きます。このスポイトっていう部品はとても面白い部品でセンサー的な動作をします。具体的がスポイト部品ですが、赤い領域と青い領域に同時に白いピクセルが存在すると出力がONになるようです。
このタイマーの例では検出する領域は1つでいいと思いますが、そういう部品はないので、とりあえず「画面をひからせる」が最右端に来たときに青い領域と赤い領域が同時に重なるように位置調整しました。
あとは、スポイトの出力を(6)に接続して音を鳴らします。ただ、タイマーっぽくしたかったので連続音ではつまらないですよね。。。で、ちょっと試行錯誤しました。もっと効率的な方法があるような気もしますが、とりあえず動作したのでよしとします。
(6)はタイマー部品ですが、スポイト部品の出力は時間経過するとずーっとONになるので(6)の入力もONになり続けます。
(6)のタイマー部品は0.12秒経過するとONを出力します。その出力を(7)のタイマー部品の入力に接続します。そこから0.12秒経過すると(7)のタイマー部品の出力もONになります。
この(6)と(7)のANDをとってやることで、0.12秒間「ピ」と鳴らし、0.12秒間音を止めることができます。この辺はイメージしながら試行錯誤するのはパズル的で面白いですね。
仕上げとしてあと2つです。
(5)の出力をNOTで反転して(1)の出力とANDして(2)に接続していますが、これはスポイトがONになったら(1分間が経過したら)タイマーのカウントアップ動作を止めるためのものです。
あと、ずーっとアラームが鳴りっぱなしだと困りますので、本体を裏返したら(3)のタイマーをリセットするようにしました。
少しずつ作っていくのが楽しい。。。
こういう作業を子供が同じように楽しめるかは。。。わかりませんが、大人も子供も楽しめる素材であることは間違いないな、と思いました。
今度はIRカメラで何か作ってみたいですねぇ。。。