学科予算でカンファレンス論文集を購入してもらいました。分厚いので自炊して持ち歩きたい。。。と思ったのですが大学図書館の蔵書なので不可。
で、試しにこの商品を購入してみました。
A3版までスキャンできる商品で、タイマー撮影(ページをめくりながら一定間隔で撮影する)ができるのもポイントでした。
サンワダイレクト スタンドスキャナー USB書画カメラ A3対応 500万画素 400-CMS013
- 出版社/メーカー: サンワダイレクト
- メディア: エレクトロニクス
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で、実際に使ってみた感想を少し書きます。
以下が、設置した様子です。
専用のマットが付属していてそれを敷いて使います。マットに文書サイズが書かれているので目安になるのと、恐らくですが、スキャンソフトが背景を除去する処理を自動的にしてくれるのですが、背景色を統一して処理をしやすくするためではないかと思います。
付属ソフトがWindowsのみの対応のためVMware上のWindows7にインストールして利用しました。仮想ソフト上で動作しているせいなのでしょうけど全体的にソフトの動作は重めです。
撮影してみたのが以下です。スキャン画像のオリジナルサイズもありますので確認してみてください。解像度はまあまあです。もう少し解像度が高くてもいいかなぁ。。。と思います。
で、タイマー撮影機能を使ってみました。これ、ダメです。最短で3秒間隔で撮影できるのですが、いつ撮影されるかわかりません。Photo Boothのように予鈴が鳴ればいいのでしょうけど何もありません。視覚的なサインもありません。とにかく3秒毎に撮影してくれるのですが、いつめくっていいかわからない。。。音くらいつければ良かったのになぁ。。。と思います。
とりあえずカンファレンス論文集を1、2編撮影してみました。言葉で表現するのが難しいのですが、意外と中央部の曲がりが大きくて影になります。それを伸ばそうとすると両手が必要になり。。。撮影ボタンを押すことができません。何か方策を考えないとテキパキと撮影、というわけにはいかないようです。
最後に1点。A3版より若干大きな予稿集をスキャンさせたときなんですが、なぜかスキャン画像が45度回転しました。恐らく。。。撮影サイズの上限を越えたため本の周辺がとれずページの領域抽出機能が誤動作したのではないかと思います。最初、そのことに気づかず(わずかにA3をオーバーしていたため)、カメラの故障かソフトの不具合ではないかと思いました。恐らく、これが仕様なのだと思います。
とりあえず使ってみたいと思いますが、ちょっと工夫が必要そうですね。
あと、どうでもいいことですが、このスキャナはUSBに接続するだけで使えるのですが、白色LEDが結構明るいです。これってデスクライトとして使えるなぁ。。。と思いました。デザインも悪くないし(笑)