memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

コマンドラインでイメージスキャン

仕事の合間をみながら、学生さん2名と以下の準備を少しずつ進めています。

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タッチ部はある程度できて、学生くんらの担当のモデル&アニメーションは着々と進んでいます。

モデルがある程度完成してきたのでUV展開する画像をスキャナから読み込むところを試験してみました。

Mac標準のスキャナ機能を使ってもいいのですがサイズ調整や形式変換などもあるのでコマンドラインでできた方がいいな。。。ということであれこれ探しました。

とりあえず、みつけたscanimageコマンド(TWAIN SANEというプロジェクト)を動かそうと1時間くらいがんばったのですがダメ。

違う方法がないか探したらありました。scanlineというobjcで開発されたコマンドです。

scanline – Command-line Document Scanning for Mac OS X – Klepopotamus

これはすぐに動きました。なぜかバイナリは-hが動作しなかったのでxcodeプロジェクトをgithubから持ってきてビルドしました。

使用方法は以下のような感じです。スキャナを起動して解像度150DPIで、ファイル名はaで形式はjpegで(デフォルトはpdfのようです)、ディレクトリに保存しなさい、という感じです。

scanline -jpeg -flatbed -resolution 150 -dir /Users/hoge/Desktop -name a

そのほかについては-hでヘルプをみるとできることがわかります。

ちなみにスキャナは研究室にあったCanonのMP610です。USB接続です。スキャン時間は5秒くらい。まぁ、今回の用途なら十分というところかと思います。

で、スキャンし終えた画像を変換する必要があります。そこはMacの標準コマンドであるsipsコマンドを使います。sipsコマンドは様々な機能がありますが、今回は指定したサイズにしたかったので1200x900の大きさにアスペクト比を無視してpng形式で出力させます。

sips -z 1200 900 a.jpg --out aa.png

あ、ちなみにこんな感じですね。あんまり意味がないかもしれませんが。

f:id:ke_takahashi:20160313160335p:plain

チームラボさんのはプロジェクションマッピングのような投影方式をとっているので前後を描くだけで直感的にモデルにマッピングされます。

私たちのはこのような展開図に描いてもらって、それが立体になる(CGになる)という、大げさに言えば教育的な効果を狙っています。どの面がどこになるかな?という頭の体操?を強いることが教育だと言っています^^;;;。偶然にできる絵も面白いかもしれません。

この紙は厚紙にする予定なので、ペパクラとしても楽しめるようにのりしろをつけよう!というアイデアを学生くんが出してくれています。

4月初旬は新年度で忙しいので、今月中になんとか形にしておきたいですね。。。

さて、どうなりますやら。