ビジネスの現場を離れたこともあり、この手のビジネス書に手を出すことは少なくなりました。たまたま福岡空港の書店で見つけたこの本。帯に「とにかく最初の10ページを読んでください!」と書かれています。その文句に惹かれて買いました。やらなければならないことはわかっているはずなのにやらない、できない。そんな悪い癖を断ち切るためのヒントが書かれています。
本書の著者は「行動科学」の専門家のようで、その理論に基づいて具体的な改善法が提案されています。読んだところまでをまとめると、
- やらなければならないことのメリットを明確にする。自分が真に欲するものであれば、行動に現れるということです。
- 欲することを直接実現しようとしてもできないことが多いし長続きしないので、小さい目標を設定して、それが実行できたら自分自身へ報酬を与える。やれば報酬が得られるという成功体験が実感できれば、自動的に行動できるようになるようです。
世の中には自ら進んで行動する人と、人に叱られるから嫌々やる、という2つのタイプの人がいるようです。確かにその通り。社会に必要とされるのは当然前者ですよね。。。