思い出回です。
来週末の高校生向けの授業資料を作っていて何となくムラムラした(←表現がおかしい。。。)ので書いています。
バブルがはじけたあと氷河期が始まっていた時期に社会に出ました。社員に聞くとバブル期はすんごくて。毎月のように新車を買う人がいて駐車場が新車で溢れていたとか。。。うらやましい経験です。
それから数年して仕事はそれなりに面白かったのですが、ここままでいいのだろうか?と思うようになり、専門学校か大学の教員になりたくなり恩師に相談したところ博士号の取得を勧められました。
入社後まもなく子供も生まれたばかりで色々大変な時期だったのですがどうしてもやりたくなり社会人博士課程に進学しました。月〜金は仕事。土日に大学に通いました。
そんなときに研究ノートにメモを書いたんですね。。。どうなるかわからない自分の未来を想像して何の根拠もない状態で計画を立てました。書くと実現するとか言われていますがそんなことを知らないときに書いていました。
本日、保護者懇談会のため出勤して研究室で出待ちしてたときに時間があったので昔の資料を見てたときに見つけてしまいました。そのメモです。いや、恥ずかしいというか。。。まぁ、無知です。
これを書いたのは入学初年度です。3年で取得できると思っていたのでしょう。そしてなぜか米国大学の教員になれると考えています。なぜそうしたかったのかわかりません。無知にもほどがあります。そして母校で教員になると。
では、実際はどうだったのかというと以下のとおりです。
博士号の取得にプラス2年かかりました。英語で論文書いていたわけでもありませんから米国での教員採用なんて夢のまた夢です。。。それでも仕事しながら転職活動して何とか研究業績ではなく業務経験で採用してもらいました。
今の世の中では業績はあって当たり前ですから20年以上前の話なので。。。当時の教授陣が伸びしろを期待してくださったのだと。。。思いたいです。
でも、こんな他人にとってはどーーーでもいいメモについて書いているのは、書けば(願えば)何とかなる ということです。逆にいうと 願わないものは叶わない ということです。当たり前の話ですよね。。。
今の世の中は少なくとも私が社会に出た30年前とはずいぶんと違うと思いますのでスケール的にも職業選択の自由度的にもまったく参考にならないと思いますが、それでも今の時代にあわせてスケールアップしてみると、結局は本人の認識次第で、まずやってみようと思って行動することだし、実際に始めてみればスピードは想定とは異なるかもしれませんが登れない山はないですし、結局、何とかなるもんだな。。。と思うのです。
今、仕事をしていて。もっとやってみたいことありませんか?
そそのかして申し訳ありませんが。
人生一度きりですし。
まず、書いてみませんか?
あなたの「夢」を。