博多から折尾までを旧炭鉱町であった飯塚や直方を経由して結ぶ路線それが福北ゆたか線。
現在のところに移り住んでから10年以上、この路線を利用して出勤しています。
この路線は一般的な通勤・通学の流れとは逆になるのでとても快適な路線でした。
今も半分くらいはそうなんですけどね。。。
いつころからでしょう。
この路線が人で埋め尽くされるようになりました。時間帯によるんですけどね。
その根源が南蔵院。
涅槃像で有名で、海外(特にアジア)からの観光客に人気のあるスポットなのです。
ちなみに僕は一度も行ったことがありません。
住職が宝くじを当てて建てたという話もあったりなかったり。
幸運をいただけるというなんとも現代的なパワーをもった場所のようです。
宝くじに興味がないからいかないんでしょうね。。。自分は。
それにしても、この混在がなかなか迷惑。
オーバーツーリズムとはよく言ったもので。
ゆっくり快適に空いている電車で仕事しながら通勤してきたところに。。。
南蔵院はぜひその収益をJR九州に還元して運行車両の増便などをお願いして欲しいというわけのわからないことを考えたりもするのでした。
当事者というのはそういうものだなと思うのです。
富士山の観光客があまりに多いので幕を張ったという話。最初聞いたときは「嘘か?」と思いました。でも、当事者にとっては切実なんですよね。それまでの日常を知るがゆえにその差に耐えられないというか不快に思っているというところが。
わかります。
これから人口減少の一途をたどる日本ですから、観光客はもちろんウェルカムなんですけどね。。。でもなぁ。。。なんかいい手ないですかねぇ?
はい。それだけです。