シャワー入ったあと、就寝前に、面白いブログがないかなとはてブロトップをうろちょろしてました。はてブロのオススメ記事の1つがこれでした。
CTOを経験することで得られる学びとは?LayerXに所属する3人の元CTOにインタビュー(前編) - Findy Engineer Lab
あくまで個人的な意見を以下書きます。気を悪くしたらごめんなさい。でも率直に書くだけ。
これはタイトルが言い過ぎ。僕だったら、の見方です。
気になったタイトルが以下です。
仮にコンピューターが無くなっても食っていける。課題解決のスキルは生き残るから。
んなばかな。と僕は思ったのでした。
本文読みました。
言わんとしていることは表しているのだと思います。ただ、仮にコンピューターが無くなっても、という言葉は御本人等は使われていないように見えました。
僕が引っかかったのはただただ、仮にコンピューターが無くなっても、IT屋は活躍できるのか?必要とされるのか?ということです。
確かに上流スキル、現状を整理して(AsIs)新たな方法を提案する(ToBe)、という仕事に必ずしも最新のフレームワークや言語がどうのとか、OSがどうのこうのという知識は本質的ではないように感じるのかもしれません。
でもです。
そ、それは言い過ぎと思うのです。。。
結局、IT屋はコンピュータシステムを手段として新たな仕組みを提案することを生業とするわけで、そうしたシステムを構築した経験や知識を顧客が自分自身でやる時間を確保するかわりにお金で買ってくれている、ということに過ぎないと思うわけです。
卑下するつもりではありません。
自分の価値を正しく見積もるって大事なんじゃないかな。。。と思うわけです。
同じITシステムだって、ドメインが変われば全く通用しないわけです。勉強すればできるという自信さえ持ちがちですが、そのためにかかる時間を考えると結構厳しいと思うんです。だからなかなか分野をまたいで業種を転換することが難しいわけで。
医療、建設、機械、制御、モバイル、Web、組み込み、広告、金融、銀行、いや。。。僕には無理です。たったITの中でさえ、ちょっとずれたら自分の知識や経験なんでゴミみたいなものです。。。それでもコアは似ていると信じて(想像に過ぎないし、それでも人前で話す必要があれば最低限の勉強はしますが。。。
学部は電気系でした。嫁さんに言われたことがあります。「テレビも直せないの?うちのアニは工業高校だけど直せるよ〜ん」と。すいません。。。できません。。。と言いました。
CTOの経験もありません。ここ20年は最新のシステムを実稼働させた経験もありません。でも、確かに情報システムに関する仕様をまとめたりすることは色々な人の知恵を借りればできる自信はあります。PMとしてPLとしてそれなりの仕事はしてきたつもりなので。
でもです。
コンピュータがなくなったら食ってはいけません
僕は、です。
インタビューで語られていることにまったく異論はありません。でも、タイトルは間違いです。「仮に」でもです。厨二ですかね。。。
自分が生きている時代にコンピュータがあったからこそこんな素敵な仕事に出会えたわけで、それから転じていまこんな仕事をさせてもらっているわけです。
もし、コンピュータがなかったら、俺は何をしていたんだろう。。。と思います。それは楽しかったのだろうか?機械屋?電気回路屋?全く違う仕事?事務は絶対に向かないし。。。本当にコンピュータさん、産まれてくれていてありがとうと言いたいです。ノイマンさん、そしてMacを作った2人のスティーブにも感謝です。ありがとう🙏
朝、起きて、文句を言うだけなら誰でもできるわな。。。と思って、じゃ、どんなタイトルならいい(自分が気が済む)んだろうと余計なお節介をしてみるわけです。
元は以下です。
仮にコンピューターが無くなっても食っていける。課題解決のスキルは生き残るから。CTOを経験して得た大きな学びとは【前編】
本文を読むと、前職でCTO経験した方が多数いる会社らしく、それぞれが確固たる技術的な視点で身につけた問題解決力をより抽象度の高いステージに活かして社会で使われる新たな情報基板(当たり前に存在する仕組み)を提案したい、そんな意気込みを感じさせるインタビュー文でした。これにタイトルをつけるとすれば素直に以下なのかな。。。と。
元CTO集団だからこそできる。抽象度の高い問題解決力で新たな情報基盤を生みだす凄腕チームをおってみた【前編】
ださいか。。。ライター経験なんてありませんが。論文タイトルのようなものと考えると、言いたいことを短くして単語をつなげるだけ(嘘は言ってない程度に本質を残す)。なのかな。。。と。言葉選びのセンスはおいておいて。こっちの方がインタビュー文に合っていると私は思うわけです。